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10月から値上げ。お金のプロが火災保険の見直しを勧める理由とは

保険や住宅ローンは家計の中でも大きな金額となりがちなので、見直しを考えたいと思う人は多いかもしれません。そこで今回は、外資系生命保険出身の元ライフプランナー・豊福公平さんが自身のメルマガ『豊福公平の夢を叶えるハート&マネー』の中で、10月から値上げが決まっている火災保険や住宅ローンについてファイナンシャルプランナーの中村あいこさんと語った対談を紹介しています。

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中村あいこ×豊福公平マネー対談「10月から値上げが決まった火災保険、住宅ローンの固定金利値上げをどう見る?」

ファイナンシャルプランナーの中村あいこさんと豊福公平さんによるマネー対談を行いました。中村さんは、現在お金の専門家として、提携保険会社41社、証券会社2社、不動産事業(フラット35取扱)、マネーセミナー講師などもやっているお金のスペシャリストです。

今回のテーマは、10月から値上げが決まった火災保険をはじめとする保険についての考え方、5月から始まった住宅ローンの固定金利値上げなどを中心にお話を聞いていきます。お金の専門家であるお二人は、今注目を集めるこの話題についてどんな角度で見ているのでしょうか。

火災保険が最大10.9%値上げ。最大保険期間も10年から5年へ短縮

豊福 「今回はお金の専門家として、ファイナンシャルプランナーの中村あいこさんにお越しいただきました。中村さん、よろしくお願いします。現在、どんな活動をされていますか?」

中村 「現在はオンラインでマネーセミナーを開催したり、Twitterや音声配信メディアなどを通して情報発信をしています」

豊福 「今回、中村さんにお越しいただいたのは、最新のマネー情報についての情報交換を行おうと思ったからです。早速ですが、火災保険についてはどうですか?というのも、2022年10月に火災保険が一斉値上げになりますよね。しかも全国平均で、過去最大の値上げとなる10.9%となりますよね」

中村 「火災保険は値上げと同時に、最長10年だった火災保険期間が5年に短縮するところもあります。長期契約による保険料の割引が受けられていたものがなくなることもあります。この機会に一度見直すことをおすすめします。

とはいえ、生命保険についての見直しをする人は一定数いますが、火災保険に関しては、実はみなさんのところは関心が非常に薄いようです。なぜかといえば、ご自宅を持っていらっしゃる方が非常に少なくなってきているからです」

豊福 「戸建てを購入するよりも、賃貸契約の人が多いということですね」

中村 「そうなんです。また、地震や集中豪雨などの自然災害は自分の身には起こらない。どこか他人ごとのようにとらえる人が多いんですよね」

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保険料は安ければ安い方がいい? 見直しをすすめる本当の目的

豊福 「『心配事の9割は起きない』という話もありますが、自然災害に関しては万が一起きてしまった場合、備えがないと大変なことになりますよね。とはいえ、やはり実際に自分の身に起きてみないとその必要性を感じないという人もいます。こういった場合、どこから始めたらいいですか?」

中村 「まずはお住いの地域のハザードマップを確認して、どんな危険があるかを知ることから始めたらいいと思います。国土交通省のサイトからハザードマップが見られるので、自宅付近がどんな被害が想定されるのかを確認していただくことがベストです」

豊福 「そうはいっても、ハザードマップを確認する人は意外と少ないですよね」

中村 「そうなんです。なので、最初は『固定費を減らしましょう』と提案して、保険料の見直しをするよう提案します。

というのも、保険は一度契約すると、そのまま何年も同じ内容をかけ続けることが多く、実際のライフスタイルに合わなくなってくることもあります。

保険料の見直しというと、ほとんどが生命保険と思うでしょうが、同時に火災保険なども見直すことが必要です。生命保険もですが、火災保険も一人で見直すと、つい金額だけに目が行きがちですが、本当に必要なことは『万が一』の時に、どれだけ自分や家族を守れるかということが一番大切です。

そこをファイナンシャルプランナーが、実際の事例などをもとに、現在どんな災害が予測されるのか、現在の保険内容は必要十分なのかなどをわかりやすく解説するのです。

その結果、保険料が安くなることもあれば、逆に上がることもあります。仮に上がったとしても、万が一の時にはしっかりと保険でカバーできるので、最終的には生活再建に十分な保険が下りるということもあります」

豊福 「目先の出費額だけを考えるのではなく、本当に困った時に助けてくれる保険に入っておくことが大事ですね。実際に被害に遭った場合、国からの災害認定をもらうのは非常に難しいでしょうし」

中村 「本当にそう思います。そのため『自分の資産は自分で守る』という意識を持つことが必要です。もっとも大切なことは、自分が何の保険に入っていて、どんな時に保険料がいくら降りるかを知っておくことです。それを知っておくことで気持ち的にも心配事が減り、安心して暮らせますよね」

豊福 「それは大きいですね。2022年10月の火災保険が値上がりを前に、保険料と内容の見直しをしてみるのもよさそうですね」

(『豊福公平の夢を叶えるハート&マネー』2022年5月14日号より一部抜粋。全てお読みになりたい方はご登録ください、初月無料です)

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image by: Shutterstock.com

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外資系生命保険出身の元ライフプランナー。 2005年にハイパーレスキュー隊員(公務員)からライフプランナーに転職。入社以来、毎年社長杯入賞、毎年MDRT(Million Dollar Round Table=世界71の国と地域に会員を持つ組織。毎年世界中の生命保険・金融サービス専門職のトップクラスのメンバーで構成される)入会の快挙を果たす。 新規のお客さまの世帯数は毎年100世帯を超えるトップセールスマンにまで成長することができた。 現在、Gift Your Life株式会社代表取締役社長。
人生設計のアドバイスをするとともに、エグゼクティブトレーナーとして経営者や組織のリーダー、人脈を構築したいビジネスパーソンに向けて「人脈開拓のための究極のリーダーシップ」を提供している。 著書に『たった20秒ではじめて会うお客さまの心をつかむ技術』(KADOKAWA)、『すごい交渉術』(SBクリエイティブ)がある。

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【著者】 豊福公平 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎月 第2金曜日・第4金曜日

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