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いくつも夢を叶えたい?まずは“リスト”を書け、話はそれからだ

一生のうちに叶えたい夢や願望、あなたはいくつもっていますか? 今回のメルマガ『熱血日記』では外資系金融機関で30年間の勤務経験を持つヒデキさんが、複数の夢や願望を叶えるための「究極のタイムマネジメント術」を紹介しています。

頭の回転が速くなる!究極のタイムマネジメント術

「夢は一つでなくて良い」というのが私からコーチングをしている若手ビジネスマンや学生さんに贈る最大の勇気の出る言葉です。そして、それを実現させるすべをお伝えしています。

たいていの人は、自分の夢や願望というのは1つ持っている人が多いのですが、2つ、3つ持っていても良いのです。それを実現できるタイムマネジメント術さえあれば。

それを私は常にご一緒している会社経営者の人たちから学ばせて頂きました。

なぜか知らないのですが、私と波長の合う会社経営者の人たちは、本業を軌道にのせると、次に興味のある分野に進出して、調査なり準備などをすると、2つ目の会社を作り、そこに自分の時間をつぎ込んで成功させようとします。

さらに覇気(はき)のある経営者さんは、2つ目の事業を成功させた後、部下や人に任せて、3つ目の事業を企画、立案させていきます。「いったいどこにそんなバイタリティがあるのだろう」と思うほどです。

受験期からバカのひとつ覚えのように、「xx大学を目指す」とか、「〇〇に合格する」とか、目標を一つに絞るのが日本人の固定観念になっていますが、好奇心旺盛な人、夢が多い人は、いくつもの願望を持っています。

しょせん私たちの一生は一回きりです。でも、スポーツに、音楽に、旅行に、冒険に、と願望や夢をいくつも持っていれば、一生のあいだに願望をかなえるためには2つ、3つを同時進行させるくらいの力量が必要になってきます。

そうした時にタイムマネジメント術を身につけていれば、1つ目を成功させた後、2つ目の願望を同時進行で追って行けば良いのですね。

時間は有限です。1日の使い方を効率よくして、1週間の使い方を計画性を持って可視化して実行すれば、その習慣に慣れるにつれて処理能力は増してきますし、スピードも速くなってきます。そこで威力を発揮するのが、1日のタスクリストと、1週間のタスクリストです。

私は朝、タスクリストを書きますが、外国製のDaily Calendarで、朝7時から夜23時まで1時間おきに予定を入れられる1枚の紙を使っています。

1つの仕事が終わるとペンで消し込んで行きます。1日が終わるとき、ほとんどのタスクが消し込まれていれば、達成感を深く味わえます。

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単純なことなのですが、この習慣が出世の秘訣だと教えてくれたのがゴールドマン・サックスの新人研修でニューヨーク本社から来てくれた35歳のT氏でした。

日本人でありながら、米国本社の債券・為替・商品取引部門のトレーダーとして最年少で出世されたT氏の新人研修の後、「どうしてあなたはそんなに若くして出世できたのですか?秘訣を教えて下さい」と聞いたところ、

「君は面白い質問をするね。私は朝早い時間にオフィスに出社すると、コーヒーを片手に、ペンで紙に1日のタスクリストを1番から10番まで書く。そして日中はわき目もふらずに10番までの仕事をがむしゃらにやる。悩む時間すらない。そして10番目のタスクが終わるまでは決して帰宅しないという自己ルールがある。深夜になってもオフィスで仕事をしてきた」

カトリック教イエズス会の修道僧か、福井県永平寺の修行僧のような厳しいルールです。私はその日から先輩の真似をしました。

1週間のタスクリストはA3の大きな紙を6つに分けて、1日ごとの仕事を1週間分、俯瞰できるように、日曜日の夜に書きます。そうすると、1週間の流れが頭に叩き込まれるので、段取りがすごくスムーズに行きます。

こうした単純で機械的な方法を取るメリットは、“自分の心が軽くなる”ことです。タスクを消し込むごとに達成感を味わい、ストレスが減る。何よりも自分の心を喜ばせることが一番、健全だと思います。

多くの仕事が週の後半までに残っていると感じると、人間の心の深層にある潜在意識まで重くのしかかってきますが、計画的に仕事を終わらせることでストレスを軽くすれば、1日が快活になりますし、2つ目の夢を追おう!という気持ちにもなります。

「10年経ったら、海外に拠点を移して海外生活を実現したい」という若者が増えてきましたが、そうした願望だって実現させることは可能です。

30代、40代で海外生活をしようと思ったら、それまでにガツガツ働いて貯めた貯金を使って移住するか、或いは海外に生活の場を移して、そこでPCとWiFiを使ってお金を稼いで、海外暮らしを楽しむという2通りの方法があります。

海外生活を楽しみたいのであれば、今のうちから2つの仕事をしてお金を貯めるか、あるいは海外に出てもPC一つでビジネスが回せる事業を作っておけば良いのですね。

10年後の願望を実現させたいのであれば、今のうちからタイムマネジメント術を身につけて、常人ではできないような仕事量や生産性を身につけて、収入を増やしていけば良いです。

あなたがいったん願望として設定した目標は、「成功するまであきらめない」というガッツの入った姿勢で取り組めば大丈夫です。体型までガッツ石松のようにならなければ(笑)。

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image by: Shutterstock.com

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静岡県浜松市出身。バブル期に大学を卒業し、総合商社にバッサバッサと落とされて外資系銀行に就職。ドイツ系銀行、米系証券会社、米系銀行と25年以上を外資系金融で過ごし、クリエイティブな発想を身につける。社会に刺激や知識をバラまくことで活性化させようと決意し、多忙な日々を縫って情報発信を続ける。

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【著者】 ヒデキ 【月額】 ¥605/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 日曜日

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