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現役精神科医がオススメ。簡単に思考をまとめられる方法とは?

思考がぐちゃぐちゃになってどうまとめればいいのかわからない…そんな経験はありませんか? 今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生がご自身の経験をもとに思考をまとめるためにすることを伝授しています。

思考をまとめたいなら、まず話せ! 発声と心理の関係

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

さて、自分自身、Voicyやラジオによって「声に出す」経験をしました。

しかし、それまでは文章を書くのが作業のメインでした。

本の執筆・マンガ原作といった仕事では、何かを表現するときには書くのがメインです。

そのため「声に出して話す」というのは、今までの人生ではあまりない習慣でした。

しかしながら、「話す」仕事を経験したことにより、いろいろな気づきがありました。

■ 話す方が早い!音声のメリット

まず、言いたいことは「話す方が早い」ということです。

自分はもともと、書く方が速いと思っていました。

普段から速いタイプ法を用いており、タイピングにおいてはかなり速い部類の人間に入ります。

その自分の全力タイプよりも、実は話した方が速いのです。

しかし、話した内容をそのまま本にはできません。

しゃべるとエアーが入ってしまったり、聞いたときは理解できても、そのまま文章になると読みづらかったりします。

よって、話した内容を文章にするときは、一段編集が入る必要があります。

ただ思ったことを「出す」という意味では、話すのが一番早いということを学びました。

■ 話すと書けるようになる!

たとえば、「今から3~5分くらい話してください」と時間を与えられたとします。

すると、何かしらある程度のボリュームがある話をして終わることができるでしょう。

しかしこれを「今から3~5分の間、書いてください」と言われたとします。

すると、書いている途中で絶対考えてしまい、話すときよりもはるかに少ないボリュームの文章しか書けないでしょう。

しゃべり始めると、流れるように思考も出てきます。

次々といろいろなものを出していく、という点において、「しゃべる」という行為は適しています。

たとえば原稿を書くというときも、この方法は使えます。

まず、書きたいことを全部口頭で表現します。

そしてそれを、音声入力などで文字にして、だいたいの話のアウトラインを作ります。

そのアウトラインに沿ったまま、文字ではわかりにくい表現や余分な部分を編集し、完成していきます。

これが原稿制作においても、一番早いことを学びました。

さらに重要なのは、話すことによって思考がまとまり、何を書きたいのかが分かってくる、ということです。

話すことにより、ゼロから書くよりはるかに書きやすくなります。

特に、コラムや日記といったデイリーに書くものであれば、まずは話すことから始めるのがオススメです。

「何かをやるときは、まず話す」

皆さんもやってみてくださいね。

というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 大和まや・ゆうきゆう 【発行周期】 週に1度、宝石が届きます。

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