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勉強だけでは身につかない、インフルエンサーが教える「外国語」習得の極意!

これからのビジネスには必須となってくる外国語の知識。その習得法を大人気インフルエンサーが教えるという一冊を、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが紹介しています。

【大反響。】⇒『ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法』

ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法

Kazu Languages・著 SBクリエイティブ

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、YouTubeはじめSNSの総フォロワー数が200万人となっている大人気インフルエンサー、Kazu Languagesさんによる一冊。

著者は、たった5年で独学で12ヵ国語をマスターしたという、語学の達人。

ネイティブと多言語で会話するコンテンツが人気で、ネイティブのリアクションを見ればわかる通り、かなり流暢に話せています。

もちろん、細かいことを言えば発音や高度な会話ができる/できないなど、ツッコミどころはありますが、注目したいのは、語学を超えた著者の話術。

相手が大切にしているものを褒める、プロフィールの詳細にまで突っ込む、共通の話題で盛り上がるなど、語学よりも大切な、人と人とのコミュニケーションの極意が、動画では表現されています。

本書では、そんな著者がどんなふうに学習する外国語を選んでいるのか、どんなマインドセットで学習に臨むのか、どんなアプリや教材を使って学習しているのか、どう会話しているのか、その詳細がまとめられています。

最短で、現地の人と日常会話で盛り上がるところまでいきたい、という方には、うってつけの内容だと思います。

日本の英語教育を受けても、なかなか外国人と雑談できるようにはなりませんが、本書を読めば、楽しく雑談できる人の秘密が、一発でわかると思います。

ビジネスの情報源として、日本語だけでは物足りない、という人にもおすすめで、どの外国語にどれだけ話者がいるか、習得の難易度はどれほどか、どんな楽しみがあるかなどが書かれています。

もちろん、これだけで12ヵ国語マスターはできませんが、入口としては十分だと思います。

個人的には、また新たに外国語を1つ学んでみたくなりました。

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

スペイン語を話せるようになったら、理論上、自分がコミュニケーションを取れる相手が約5億人増える

「その国に興味があること」「その国を好きであること」は、上達を早める一番の推進力

アラビア語は、まず、知識層が書き言葉や公的なスピーチで使う標準アラビア語と、一般の人々が話し言葉として使うアラビア語に大きく分かれます。その上、同じアラビア語を公用語とする国でも、たとえばサウジアラビアで話されているアラビア語と、エジプトで話されているアラビア語は違います

インドネシア語を学び始めて驚いたのは、言語としての構造のシンプルさです。たとえば、次のような特徴があります。

・動詞の活用がない

・多くの言語にある「女性名詞と男性名詞の区別」がない

・文字は英語のアルファベットと同じ

・発音はローマ字読みでOK

言語そのものだけではなく、言語を通じて見えてくる異国のあらゆる側面を知ると、そこで暮らす人々の存在が何だか身近に感じられてくる

「ネット情報の6割は英語」と言われており、日本語で書かれている情報と比べると、英語で書かれている情報は約28倍にも上る

実践から入り、「ルール」は後から覚える

「先にフレーズを蓄積して会話力の素地を作ってから、自然に文法を学んでいく」

Pimsleurは、「聴く」「話す」「理解する」に特化したアプリです。1レッスン30分間×30レッスン--1日1レッスンとすると約1ヵ月で言語の音に慣れ、発音と文法を無理なく身につけることができる優れたツールです

Assimilは、ストーリーを読みながら文法や頻出フレーズを学べる教材

Google翻訳の音声認識機能をオンにして、「聴き取れなかった文章」の意味を調べることもできます

なるべくリスニング、スピーキング、リーディングを1つのツールで学べること

「赤ちゃんが母語を習得する」方法で学ぶ

「実用的なフレーズ」をストックする

「学びやすい順序」を意識して、先に学ぶ言語を選ぶのもひとつの方法

多言語話者になりたい方には、必読の内容です。

著者が習得した各語学の特徴、学ぶメリットも書かれているので、これから外国語を選択しようと考えている人にも、特におすすめできる一冊です。

ぜひ読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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