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SUPER EIGHT・大倉忠義がマスコミ各社に送った“メッセージ”の意味とは?一般女性と電撃結婚、芸能記者が頭を抱えたワケ

人気男性アイドルグループ『SUPER EIGHT』(旧:関ジャニ∞)の大倉忠義(39)が、一般女性との結婚を発表。約1年前には結婚目前とみられていた広瀬アリス(30)との破局が報じられており、今回の電撃婚は芸能マスコミもノーマーク。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが詳しく解説します。

完全にノーマーク、大倉忠義が“一般女性”と電撃結婚

『SUPER EIGHT』大倉忠義の結婚発表は衝撃でしたね。“小さな生命”の存在にも…。

少し前まで『STARTO ENTERTAINMENT』所属アーティストと言えば、39歳を迎えたばかりで、3月31日をもってグループは解散、本人は退所する『KAT-TUN』亀梨和也や、綾瀬はるかとの仲が依然燻り続けている『SixTONES』ジェシーの電撃結婚が噂されていました。

ところが答えは、いきなりの大倉だったというわけです。

大倉がノーマークだったのは、約1年前になるでしょうか、広瀬アリスとの破局が報じられたからです。

その後、共演者と噂になるようなドラマ、映画出演もなく、目立つ動きもなかった大倉が“一般の方”と結婚、第一子の妊娠まで発表されることになるとは…。

この発表に、芸能取材記者たちは頭を抱えてしまいました。

『STARTO~』所属の人気アイドルの相手が、よりによって“一般の方”だったからです。

有名芸能人同士の結婚であれば、記者たちの取材方法は幾通りも考えられるのですが、相手が一般女性となると、まるで迷路に入り込んだように、出口…突破口が見えなくなってしまうのです。

個人情報保護法のない大昔なら、それでも出口の微かな光くらいは見えたと思いますが、時代は変わり、最近は実に取材が難しくなっているのが現状なのです。

STARTO社所属タレントの結婚相手は、過半数が“一般人”!

それにしても『STARTO~』社所属のアイドルが、2000年6月以降、15人も結婚したのは驚きです。

しかもそのうち8人のお相手が、“一般の方”なのですから。

超人気アイドルが多数所属する事務所のタレントが、50%を超える高い確率で一般女性と結婚していることに、あらためて驚きを隠せません。

ベテラン芸能記者の戯言として聞き流していただいて構わないのですが、私は、アイドルという仕事を選んだのなら、プライベートの恋愛沙汰は、なるべく表面化させてほしくないと思うのです。

ひとりの人間として、歳も取れば大事な人の存在は欠かせないのは重々承知できます。

ただ、故・ジャニー喜多川氏や『ジャニーズ事務所』が一世を風靡した時代に、芸能記者として散々働いた私としては、アイドルは何年経っても、いくつになってもアイドルでいて欲しいと思ってしまうのです。

また、そんな鉄壁な牙城を崩すことが、芸能記者としてのやりがいにも繋がっていたのです。

本人たちが幸せに越したことはないのですが、例えば木村拓哉と工藤静香の、若い頃は置いておいて、比較的最近のツーショットを拝見するたび、ちょっと残念に思ってしまう私がいるのです。

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大倉が芸能マスコミ各社に送った“メッセージ”に込められた意味

さて、大倉の電撃結婚の取材をしていると、彼がこれまでの何人かの『STARTO~』所属タレントと同様、芸能関係各社に、記念の菓子折りとメッセージ・カードを送っていたことがわかってきました。

私も週刊誌記者時代には、この菓子折りを手にし、取材で疲弊した身体に糖分を補わせていただいたことがあります。

旧ジャニの頃から、所属タレントが“寿記念”に関係各位に菓子折りを配るのは珍しいことではない慣習になっているのです。例えば――

2015年、国分太一が京都府のお菓子(ファンクラブの会員にも配る太っ腹でした!)
2016年、長野博が京都府の金平糖
2017年、岡田准一が石川県のカステラと豆菓子
2018年、森田剛が三重県のカステラ
2019年、城島茂が福島県の饅頭、二宮和也が東京都京橋のどら焼き
2020年、生田斗真が東京都・表参道のマカロン

といった具合です。

菓子折りを配る配らないの判断を、本人がするのか誰がするのかはわかりませんが、マスコミへの取材規制も兼ねた菓子折りですから、いただいた側としてはやはりちょっと、取材の仕方が“お手柔らかに”なりますよね…。

大倉忠義はなぜ広瀬アリスと破局したのか?

昔の話をぶり返して申し訳ないのですが、大倉と言えば、やはり広瀬との破局騒動を思い出してしまいます。

交際期間は2年強、相思相愛で、残すはお互いの仕事の調整のみ…なんて言われていましたから。

破局理由はもちろん当人たちにしかわからないものでしょうが、私はその中に“家柄の違い”があったのでは…と想像しています。

芸能人も一般人も関係なく、世の中には様々な家族の形態がありますよね。

息子が結婚相手として、女優を連れてきた場合、狂喜乱舞するような家族もいるでしょう。

その一方で、例えば大企業の社長が父親だった場合、将来の仕事を託せるような相手を望むのは当然といえば当然でしょう。

“子供には自分の好きに、自分の生き方で生きてほしい。無理に後継ぎにはさせたくない”というのが経営者たちの、子供への常套句のような気もしますが、やはり自分で築いてきた大きな功績には、雇っている従業員もいるわけで、簡単には無くすわけにはいかないのが本音だと思います。

家族に加え、所属事務所の反対も説得しなければ、“寿”の日を迎えることができない芸能人…しかし自分が選んだ道ですから、これも試練でしょう。

1年前、SNSで散々言われた“痩せすぎ”とか“やつれたね…大丈夫?”なるコメントと一緒に、広瀬のやせ細った顔立ちが思い出されて仕方ありません…。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

image by: 経済産業省, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

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