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42℃の車内はどこまで冷える? ポータブルエアコンを車とキャンプで試してみたよ

愛車のエアコンが故障したことがきっかけで、急場凌ぎになればとポータブルエアコンについて調べ始めたんですよ。

口コミや車中泊YouTube、AIの意見を参考にして辿り着いたのがEcoFlow(エコフロー)の「WAVE 3 ポータブルエアコン」

冷房だけじゃなく、除湿や暖房にも使えるとあってこの春、少しお手頃に買えるタイミングがあってゲットしたんですよね。

夏真っ盛りの8月に、車内とアウトドアで、実際の使い心地を確かめてみましたよ。

まずは夏の車内で使ってみたよ

エコフロー「WAVE 3 ポータブルエアコン」154,500円(税込)

2026年の夏の東京は、例年と比べてそこまで気温が高くありませんでしたが、それでも日中の屋外に停めた車内はやっぱり暑い……

乗り込んだ時点で車内温度は42度

座っているだけで汗がどんどん噴き出て、身の危険を感じる暑さです。

そこで「WAVE 3」を後部座席に設置してマックス運転で稼働させたところ、5分後には後部座席の温度が28℃まで低下しました

28度という数値だけ見ると、そこまでキンキンに冷えている印象はないので、物足りなく感じるかもしれません。

ですが、吹き出す風そのものがしっかりと冷たくて気持ちいい!

これが扇風機の風には超えることのできない、エアコンならではの能力……。

ただし注意点もあって、マックス運転は500W程度の電力を消費するため、稼働時間やタイミングには注意が必要です。

ポータブル電源を使うならバッテリー残量を、家庭で使うならブレーカーが落ちてしまわないかを確認した方がよさそう。

また、後部座席まわりはしっかり涼しくなった一方で、運転席はなんと42度のまま……。

車内全体に風を行き渡らせるには、シートを倒して障害物を減らし、サーキュレーターなどを併用したほうがいいですね

あと、もうひとつ気になったのは設置スペース。

本体はそれなりの大きさがあり、車内に置くと座席ひとつ分ほどのスペースを占有します

車種によっては置き場所を事前にシミュレーションしておくと安心ですよ。

これがやりたかった!キャンプでも使ってみたよ

次はキャンプに持ち出してテントに設置してみました!

設営が終わって汗だく……。

というタイミングで稼働させると、冷たい風が出てきて私も子どもたちも大歓喜です。

車内同様、テント内が一気にキンキンに冷える! 寒いくらい、ということはありませんが、冷たい風がかなり快適。

車と違って遮るものがほとんどない空間なので、冷気の回りもよかったように感じます。

この日の現地の最高気温は35度でしたが、こうした環境でもしっかり活躍してくれたのはうれしい!

その一方で、夜は雨が降ってきたので使用を中止することに。

「WAVE 3」は構造上、排気ダクトを外に出すためにテントを少し開ける必要があるんですよね。

その隙間から雨が吹き込んでしまうんです。

幸い当日の夜は程よく気温が下がったのでエアコンなしでも快適に過ごせましたが、エアコンありきで考えていた場合に「暑いのにエアコンが使えない!」という状況になると困るかもしれません。

特にアウトドアで使う場合、天候によっては使用を諦めざるを得ない場面があることは、念頭に置いておいたほうがよさそうですよ

ちなみに、虫の侵入を防ぐために排水溝用の水切りネットが活躍しました。

災害時の備えとしてはどうか

災害時に冷暖房が使えるとしたら、ポータブルエアコンは心強い存在ですよね。

とはいえWAVE 3を「命を守ることを優先する状況で、真っ先に持ち出すもの」と位置づけるのは難しいかな。というのが率直なところです。

まず、本体は重さが約15.6kgあり、サイズも幅519×奥行297×高さ336mmと思いのほか大きいんです

持ち上げるだけでも重いですし、持ち運ぶ際には両手がふさがってしまうんですよね。

飲料をケース買いしたときをイメージする状況がわかりやすいかと思いますが、水2Lのペットボトル6本入りの箱を、更に約3キロ重く、大きくしたものを運ぶわけです。

とっさの避難時に優先して持ち出すのには正直向きません。

また、動作には電源があることが前提なので、停電が起きた場合はポータブル電源が別途必要になります

そして車中泊で使う場合も注意点があって、車内に設置すると、座席ひとつ分のスペースをエアコンとバッテリーに取られてしまうんですよね。

車中泊用にカスタムされたミニバンなどの大きめの車ならまだしも、コンパクトな自家用車だと寝るスペースが確保しにくいかもしれません。

本体を車外に置いてダクトだけを車内に通して冷たい風を送るという運用も可能なのですが、天候や盗難のリスクには注意が必要です。

ただ、持ち出す余裕があれば避難生活にとても役立つアイテムなのは間違いありません。

無理のない範囲で活用することを前提として、バッテリーとともに備えておくと安心だと思います。

買ったらまずやってほしいこと3つ

最後に「WAVE 3」を使い始める前にやっておくとよいことを3つお伝えしますね。

①専用アプリをインストールしておく

「WAVE 3」は専用アプリと連携させることで、温度・風量・消費電力をひと目で把握しながら操作できます

本体のボタンだけで操作するよりも直感的で、消費電力を見ながら運転モードを調整できるので、うっかりブレーカーを落としてしまうといった失敗も防ぎやすくなりますよ!

ちなみに私は自宅で調子に乗って、他の家電も使用している際にマックス試運転をし、ブレーカーを落としました。

②本番前に一度試運転しておく

実際に使う場面の前に、一度試運転しておくことも大切!

操作方法はもちろんですが、設置方法も確認することをおすすめします。

私は車外に本体を設置し、ダクトホースで冷気を車内に送る運用を試したところ、ホースの長さが足りずに諦めました……

設置場所やホースの取り回しは車種やシーンによって変わってくるので、事前に一度セッティングを確認しておくと安心です。

③ホースを固定するアイテムを用意しておく

「WAVE 3」は稼働中に、排気用と吸気用として太さの異なる2本のダクトホースを使用します

車の窓からホースを通すとき、窓に隙間ができてホースが安定しないことがあったんですよね。

隙間を埋めて固定できるアイテムがあることは知っていましたが「密閉性が多少落ちてもまあいいか〜」と、用意せずにいたんです。

結局、機密性のことよりもホースがぐらついて外れそうになるのが気になったので、隙間を埋められるアイテムを用意しておくと、より安定して涼しく快適に使えそうですよ。

ちなみに「隙間を埋めるためのこんなアイテム」もあります。

「WAVE 3」をいくつかのシーンで使ってみて、総じて「買ってよかった」と感じています!

特に夏の車内やテント泊では、あるとないとで快適さがまったく違うんですよね。

「冷たい風ってこんなにもありがたいのか……。」と実感しました。

次は季節が変わったタイミングで、冬の暖房機能についても改めてレビューしたいと思います!

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