こんなところに日本人のデザインが？
アメリカの家具メーカー、ハーマンミラー（Herman Miller）が3月5日に新作スツール「カペリツール」を発売しました。
「カペリツール」は同じ形のプライウッドの部材を道具や留め具なしに上部で組み合わせた構造で、スリット部分が留め具の役割を持っています。
このような独創的なスツールを具現化したのはデザイナーのキャロル・カタラーノ。ある日、指を組み合わせていた自分の両手を見て、アイデアがひらめいたそうです。ハーマンミラー社といえば人間工学に基づいたアーロンチェアなどが有名ですが、「カペリツール」も波打つ指に包み込まれるような快適な座り心地と、留め具なしの美しいデザインが融合したスツールとなっています。
機能とデザインが融合したモダンファニチャーはさすがハーマンミラー社といった感じですが、このカタチって柳宗理デザインのバタフライスツールにも似てますよね。ただアメリカンサイズに合わせたのか、高さは5cmほど高くなっているようです。
（まぐまぐ編集部／龍崎 登）
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