ビジネスの現場で結局、必要なのは「話しを聞くこと、話すこと」ですよね。でも、その基本のキまでは今さら教えてもらえません。そこでメルマガを探していたら、『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の中で、簡単に身につけられる「聞き方、話し方」のコツを発見!コレ、今日からやってみよっと!
★【ビジネスのタネ】話し上手と聞き上手 その1
サラリーマンの成功確率を高めるものの一つにビジネススキルがあります。
但し!闇雲にスキルを高めても、そのスキルを有効に使えなければ宝の持ち腐れです。さらに取得に要した時間まで無駄にすることに・・・。
このビジネススキル編では、表面的なスキルではなく、職種を問わずに広く使えるものをご紹介していきます。
そしてそのスキルを使い、どうすればビジネスでの成功(=収入アップ(出世))に結び付けられるのかについて、ヒントを提供していきます。
今日もビジネスのタネをお届けします♪
あなたは自分が話し上手だと思いますか?それとも聞き上手ですか?
まず「話し上手=聞き上手」なのは間違いありません。
会話にも”守破離”があって、まずは相手の話を聞いてそこからその話を
▼ 受け止めるて返すのか(キャッチアンドリリース)
▼ 受け流すのか(スルー)
▼ はたまた跳ね返すのか(受けず止めずに打ち返す)
を自然とこなしながら話を進めていく事が出来る人が話し上手といわれます。
だから話し上手になる為にまず聞き上手になる、というのが正解ですし、会話や話し方を勉強する時に、まずこの”聞き上手になること”を目指す人は多いと思います。
例えば相手の話を聞きながら、
▼ 相槌をしっかり打つ
▼ リフレイン(オウム返し)を使う
▼ アンカリングやベーシングを使う
などなどのテクニックを身に付けて相手の話を聴く準備を整える、なんて事をした事がある人も結構多いのではないでしょうか?
(社会人になってこういう事を意識した事が無い人ってヤバいです。円滑な人間関係を送る努力をしていないって事ですから。仕事と私生活の会話は違うので、一度はビジネス会話の勉強はしてみた方が良いです。)
ここまではいいですね?
で、こういう事を勉強する人が最初にぶち当たる壁があって、それは
◆ 聞き上手になったら相手の言う事を聞いてあげるばかりになった
ということ。つまり”聞き過ぎてしまう”んですね(笑)。
相手の話を聞いてあげ、相手を認めて受け入れられるようになり、相手が気持良く話してくれるようになる。更には相手から「聞き上手だよね~」と褒められるようになった。
そこまでは良かったんですが、ただ相手の話を聞いてあげるばかりでこちらの主張や意見を伝えられない、という壁にぶつかる人は多いはずです。
その結果どうなるか?
聞き役でいる事にストレスを感じて爆発ヽ(^o^)丿。
今度は逆に今度は自分の主張ばかりしてしまう人になっちゃうんです。
さて、それではこんな「聞き上手のジレンマ」をどう打開していったらいいのでしょうか?
★【ビジネスのタネ】話し上手と聞き上手 その2
今日もビジネスのタネをお届けします♪
前回はビジネス会話における「聞き上手のジレンマ」をお伝えしました。
”話し上手は聞き上手”という事は分かったと。
但し、聞き上手になろうと思ったら相手の言う事を聞いてあげるばかりになってしまったということは良くありますし、その結果爆発して自分の主張ばかりしてしまう人も良く見ますヽ(^o^)丿。
これは巷に溢れた情報の間違いが原因だと思うんですよね。
例えば「聞き上手になる為の方法」をグーグル検索してみると、
▼ 相手にしゃべらせましょう
▼ 人は自分の話を聞いてくれる人が好き
▼ 相手の事を受け入れましょう
▼ 自分の話をし過ぎないように
▼ 相槌を打てばいいんです
というような内容がズラズラ~と出てきます(笑)。
これが「巷に溢れた間違った情報」というやつで、これを信じても上手くいきません(-。-)y-゜゜゜。
それは何故か?
何故ならこれは”ただ聞くこと”だけにしかフォーカスしていないから。
まず、根本的に抜けている事があります。
会話は双方のキャッチボールで成り立ちますから、聞く事だけにフォーカスして良いはずがありません。聞き上手になる事を考えると、どうしても受け身になってしまうんですね。
だからあらかじめ持つべき3スタンスがあるんですね。それは昨日お伝えしたコチラ。
▼ 受け止めて返す(キャッチアンドリリース)
▼ 受け流す(スルー)
▼ 跳ね返す(受けず止めずに打ち返す)
この3つのスタンスを持って”聞くこと”が始まりなんです。
これを持たずに相槌だけ上手くなっても意味がありません。何故なら相槌を打つというのは上記3つのどれにも当てはまらない「ただ受け止める」だけの作業だから。
ただ相槌を打つにしても上記3つのスタンスを背景に持って置く事で、全然違う相槌になるんですね。
☆ 会話の主語は?目的は?問題は?
聞き上手になるには、上記3つのスタンスを持つことでOKです。
では次に話し上手になるコツへ進みましょう。
ここでもまたベースとなる3つのコツがあります。
それは会話をする時に「主語は?目的は?問題は?」という3つの問いかけを自分に対して行うこと。
”主語”とはその会話の主人公(対象物、事象、物でも構いません)が何なのか、誰にとっての話しなのかをまずしっかり見る事。
”目的”とは、そもそも何でこの会話をしているのか?その会話自体の目的を考える事。世間話でリラックスする為か、ビジネスに入る前段の為の会話か、問題解決する為の話しあいなのか。
”問題”は会話の中心となる事象、現象です。会話のほとんどは問題なのかどうかで仕分けができます。
この3つが頭の中に無いと、会話があっちこっちへ飛んで「あれ?何の話しあいだったっけ?」という事になります(?_?)。
このうち1つだけでも自分に問いかける事によって、サラッと頭の中が整理され、会話の筋道が立って来ると思います。
話し上手になる為に、会話のシュミレーションをしたりロールプレイングで練習をしたりするんですが、そもそもこれらのベースがあってこそ会話の展開が広がるわけです。
これらのベースを先に刷り込んでしまえば、会話の準備もしっかり出来ますし、細かいテクニックなどもどんどん吸収して使えるようになっていくんですね。
音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】より
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