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「糖質ゼロ」の甘いワナ。実は砂糖以上に太りやすいという研究結果

美容一筋30年というナターシャ・スタルヒンさんが、自身のメルマガ「下半身がみるみるヤセる」で、最近加速度的に増えてきた「糖質ゼロ」商品について持論を展開しています。「甘いのに太らないなんて、そんな甘いコトはない!」と一刀両断。ダイエット中で「糖質ゼロ」が手放せないという方は、特に必読です。

「糖質ゼロ」なら安心?

糖化にとってはもちろんだけど、脂肪を増やしてあなたの下半身を太く立派にしてしまう元凶といえば、なんといっても「」よね。

体にとって糖質は必要な栄養素ではあるけど、体内に蓄えておける量はほんのわずか。なので、糖質をとりすぎると、余分な糖質脂肪にかえられて体内に貯蔵されちゃう。

そして女性の場合、女性ホルモンの影響で、太ももやお尻など、下半身に蓄積されることになるわけね。

糖質性の食品は安価で手に入れやすいし、いろいろな食品を構成するなかでも、水についで多いのがこの糖質。したがって、糖質をカットすることが、ダイエットはもちろん、疾病予防にも大原則ということになるのね。とはいえ、食べたいものは食べたい。その要求をカットするなんて無理!

ということで、今や、「糖質ゼロ」を謳う製品が、ぞくぞく登場してきている。

でも、以前のメルマガでお伝えしたとおり、「カロリーゼロ」がゼロではなく、「無糖」や「砂糖不使用」でも砂糖がた~っぷり使われていたりするように、「糖質カット」や「糖質ゼロ」だからといって安心して摂取していると、とんでもないことになってしまうから、ご用心、ご用心!!

人工甘味料が問題

甘いもの、糖質系の食品を口にするたびに「間食しちゃった~」とか「また食べちゃった~」と罪悪感や自己嫌悪を抱いてしまうあなたにとっても、健康のために糖を控えているけど、時々甘いものが欲しくなるあなたにとっても、糖質ゼロ糖類ゼロといった「ゼロ食品」は強い味方&と~~ってもありがたい存在よね。

でも問題は、これらの食品のほぼすべてに人工甘味料が使われているということ。体の酵素系に負担をかけ水分の停滞を招くし、脂肪の蓄積にもつながることが分っているのよ。

ブドウ糖をとると血糖値が上がるのだけど、これによって脳が甘さを感知して、満腹中枢が刺激され、空腹感が和らぎ食べすぎを防ぐことにつながるのね。

人工甘味料の場合、舌で甘いと感じても脳には指令が届かず、満足できないのでもっと欲しいもっと食べたい、ってなっちゃう。結果、食べすぎることに…

しかも、人工甘味料は、「肥満ホルモン」であるインスリンとかインクレチンの分泌を促進する。さまざまな研究で、砂糖以上に太りやすいっていうことが、分ってきているのっ!

人工甘味料は、お菓子やスナック、カップ麺、清涼飲料水、ヨーグルト、さらには、味噌やふりかけ、佃煮などにも添加されているから知らず知らずのうちに口にしているはず。

糖質ゼロ」とか「糖類ゼロ」の食品はもちろん、それ以外の食品を買うときにも必ずラベルを確認アスパルテームアセスルファムKソルビトールなどの甘味料を使っているものは避けるようにね(天然甘味料といわれるものでも、人工的に合成してつくられているものもあるので注意)。

こうした甘味料をシャットアウトするだけでも1~2キロは、すぐにヤセるはずよっ♪

image by:Shutterstock

 

『下半身がみるみるヤセる!』
ダイエットすると胸ばかり小さくなり、かんじんの下半身はちっともやせないと嘆くあなた。そんなあなたに、下半身痩せ指導歴約30年、美容健康界カリスマ、ナターシャ・スタルヒンが、厄介なセルライトさえスッキリさせる美脚痩身術の全ノウハウを伝授します。
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