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中国スマホ44台の品質テストはiPhone以外「不正」で全滅。告発動画は即削除、露呈した製造大国の正体

中国の有名テックレビューチャンネル「Geekerwan」が44台のスマートフォンを自費購入してテストしたところ、iPhoneを除くほぼ全ての中国メーカーが性能を偽っていたことが判明しました。しかし、この告発動画は公開からわずか1週間で削除され、関連動画やクラウドストレージまで徹底的に封殺されています。「製造大国」を掲げながら、品質詐欺と情報統制が蔓延する中国の実態とは。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、この事件の全容と中国製造業の根深い欺瞞の構造を詳しく解説しています。

【中国】44台テストで「iPhone以外は全て不正」。製造大国を目指す中国でいまだ蔓延する「品質詐欺」と消費者騙し

中國實測44支手機「除了iPhone全作弊」! 影片秒遭封殺 中網湧YT朝聖(中国が44機種のスマホを実測「iPhone以外は全て不正!」動画即削除にネットユーザーがYouTubeに殺到)

中国の有名テックレビュー動画チャンネル「Geekerwan」がこのほど公開した新動画では、番組側が自費で44台のスマートフォンを購入し、ゲーム性能をテストした結果、AppleのiPhoneを除き、ほぼ全ての中国主要スマホブランドが「不正行為」を行っていることが判明したとのことです。

この動画は、公開から1週間も経たないうちに予告なく削除され、大きな議論を呼び、多くの中国ネットユーザーがYouTubeに殺到し、番組を応援する声が相次いでいます。

「メディア機」に仕込まれた不正の手口

動画では、スマートフォンメーカーが新機種発売前に「メディア機」を「Geekerwan」のような動画チャンネルに送付し、開封レビューを依頼する実態を暴露。メーカーはこれらの「メディア機」に手を加え、特に品質が良く消費電力の低いチップが選ばれるよう手を加えられている実態を明らかにしました。

新機種発売前には、メディアも一般販売機を購入できないため、この手法は「最初の波のトラフィックを掴みたい」という多くのメディアの心理を巧みに利用している。

「極客湾 Geekerwan」は今回、小売業者から自費で44台のスマートフォンを購入し、統一基準でゲームフレームレート、消費電力、タッチ遅延などの性能をテスト。さらに独自に高温ストレステストを実施したため、チャンネル側は作業量が「爆発的」だったそうです。

こうした努力の結果、ネットメディアにレビュー依頼のために送られてくる新機種と、実際に市場で売られている機械では、そもそもスペックが異なっており、レビューではスムーズに動くスマートフォンも、小売されているものはかなり性能が劣っているものも少なくないとのことです。

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中国有名ブランドはほぼ「全滅」

「Geekerwan」は、昨年すでにこの現象を指摘していましたが、当時はメーカー名を伏せて改善を促していました。ところが事態はさらに深刻化したため、今回は「一切遠慮せず」全メーカー・全機種をリストアップ。

その結果、iPhoneは小売機の方が「メディア提供機」より性能が優れるケースがあったものの、iQOO、Red Magic、Honor、Xiaomiなど中国有名ブランドはほぼ「全滅」状態だったそうです。彼は「皆が特別調整で不正をしており、無実のメーカーは一社もない」と述べました。

告発動画は即座に封殺された

「Geekerwan」が中国の動画配信プラットフォーム「Bilibili」(B站)などに動画を公開すると、すぐに話題を呼びました。ところが公開から約1週間後、予告なく動画が削除され、何の説明もありませんでした。

「Geekerwan」は、いかなるメーカーも法的措置による著作権侵害を理由に削除を要求したわけではなく、動画が「直接削除された」と述べ、「他の勢力」が介入したことをほのめかしました。

「Geekerwan」はその後、元の動画ファイルを公開し、ネットユーザーがこぞって動画をダウンロードしましたが、数万本もの動画がすべて即座に削除されてしまいました。同チャンネルの動画を保存していたクラウドストレージも直接削除され、ライブ配信も強制的に中断されました。

「Geekerwan」が全面的に封殺された後、24日、クリエイターである同社の飄哥が初めてライブ配信を行い、関連問題に言及しました。ネットユーザーが相次いで動画削除の理由を問うと、飄哥は「我々も理由はわからない。理解できない……なぜなのかもわからない」と率直に述べ、「しばらくは静かにしているしかない」と語りました。

中国ネットユーザーがYouTubeに殺到

現在この動画はYouTubeでのみ視聴可能で、多くの中国ネットユーザーがVPNを使って視聴し、コメント欄で支持を表明。珍しいことに高額な「投げ銭」で応援する人も続出しています。

現在動画の下には約1万件のコメントが寄せられ、中国ネットユーザーは「削除された動画こそが公式認定の動画だ」「チャンネル全体をYouTubeに移せばいい」「大晦日に騒いでいたのに、正月6日目にはリストに載せられ、七日すら持たなかった」「見たいとは思わなかったが、Bilibiliで処理されたのを見て、YouTubeで見るしかない」「応援する」などと書き込まれています。

この国にしてこのメーカーあり

中国といえばニセモノ大国。中国政府は「製造大国」を目指し「中国製造2025」を掲げ、ネットなどではさかんに中国製ロボットの優秀さを示す動画をアップしていますが、結局は、性能を偽って客を騙すことをいまだにやっているのです。

30~40年前くらいまでは、中国で時計などを買う時には、店で電池を入れさせて動くかどうかを確かめて、さらにはニセモノとすり替えされないように、品物が自分の手にわたるまで目を離してはいけないと言われてきました。それでも、買って数日で壊れてとまってしまうことが多かったのです。

現在も、「見せるための製品」には高い性能の部品を使い、スムーズに動くことをアピールしながら、実際の製品にはロースペック製品を使って売りつけるのですから、詐欺そのものです。

しかも、それを告発した画像が、おそらく組織的に削除されているわけですから、いっそう悪質です。しかも、中国製通信機にはデータを抜き取るバックドアが仕掛けられているといわれており、ユーザーは2重3重に騙され、搾取されているわけです。

このような国が、製造大国になる意味は何なのでしょうか。国民を欺き、操り、情報統制するためであり、為政者以外は誰も幸せになりません。結局、中国メーカーは独裁国家の独裁者によく似て、消費者を搾取するだけの存在としか見ていないのでしょう。この国にしてこのメーカーあり、といったところでしょう。

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image by: Octavio Hoyos / Shutterstock.com

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2026年2月25日号の一部抜粋です。初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込660円)。

 
 
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