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あの「ツーン」にも意味があった。ワサビに隠された驚くべき健康効果

タイトル通り、日刊で美容と健康に効果が期待できる食材などをご紹介してくださる無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』。今回は、お刺身などに欠かせないワサビの意外な健康効果と、ユリの球根・ユリ根の熱にも負けない栄養素が取り上げられています。ふたつともすぐに食べたくなるくらいの健康効果があるようですよ。

辛みと香りの秘密

ワサビの辛み成分である、アリルイソチオシアネートという物質には、がんや動脈硬化などを引き起こす酸化ストレスへの抵抗力を向上させたり、脳の神経細胞の再生を促し記憶力学習能力を改善させる効果があるそうです。

また、ペルオキシダーゼという酵素は、体に入り込んだ異物の解毒を促進したり、染色体異常を抑えたり、発ガンや突然変異を誘発する放射線から体をまもる抗がん作用があり、また、ワサビ独特の香りの成分には、血液中の血小板の凝集を抑制し、血液凝固を強力に防いてくれるため、血液がサラサラになり動脈硬化などを防ぐ働きがあって、わさび漬けの場合、酒粕の酵素との相乗効果により、この効果がさらにアップするらしいです。

ワサビ漬けなら毎日20g、ワサビなら12.5g食べるといいそうですが、刺激が強いので、胃腸が弱い方は摂りすぎにはご注意をとのことです。

百合根 熱にも負けねー

ユリの球根は、「百合根(ユリネ)」と呼ばれ、食用になるのはヤマユリ、ヒメユリの球根で、良質なデンプンとユリマンナンには口腔やのど、胃の粘膜を保護する作用があり、また、鎮静作用や精神安定作用のあるアルカロイドも含まれており、更年期障害自律神経失調症などに効果があると言われているそうです。

また、ビタミンB1も豊富に含まれていて、新陳代謝を高めたり、体調を整えるはたらきがあり、しかもゆり根のデンプンでビタミンB1は包まれていますから、茶碗蒸しなどの熱にも負けてしまわず、効率よく摂取ができるらしいです。

さらには、食物繊維は不溶性より水溶性のほうが多く含まれていて、高コレステロール血症、糖尿病、高血圧症状などの生活習慣病の改善予防に効果的なのだそうです。

image by: Shutterstock

 

 『美容と健康ひとくちメモ
日常の何気ない食物にも意外な効用を持つものがあります。そんなちょっとしたうんちくを日刊でお送りします。
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