MAG2 NEWS MENU

ZouZoushutterstock

東大院生のノートも美しい。頭がよくなるノートの取り方

あなたのお子さん、ノートはきちんと取れていますか? 「そもそもどうやってノートを取っていいかわからない」という子どもも多いと聞きます。『齋藤裕一の「教育力」と「勉強力」 ~ココだけのリアル話~』では、プロの家庭教師として数々の実績を上げてきた齋藤さんが実践していた「ノートの作り方」を披露してくださっています。

東大院生のノート作り

家庭教師をしていると、

「うちの子はノートが汚くて…」
「すぐにノートを取るのをやめてしまうんです」
「ノートをカラフルにしてるけど、ちゃんと授業を聞いてるのかな…」

そんな保護者の方からの悩みをよくうかがいます。またお子さんたちからも、

「ノートをどうやってとったらいいのかわからない」

といった相談を受けることが多いです。

さて、以前『東大生のノートはかならず美しい』という本が話題になりましたね。ノートやルーズリーフ、ファイルなどの関連商品も売り出されるなど、ノートに対する関心が高まっているのかもしれません。

そこで、今回は私自身がノートを取るときに留意してきたことのうちの中の4点をご紹介いたします。ノート作りでお困りの方の参考になればと思います。

1.字は丁寧に

私はずっと字が汚いのが悩みで、未だに履歴書を書くときなどは恥ずかしい思いをしています。ただ、ノートの字は、できる限り丁寧に書いています。

理由は簡単です。

汚い字だと読み返す気が失せてしまう、ということです。

板書をノートに書き写すことで満足してしまうお子さんが多いのですが、そのノートを使ってその後学習する、という目的を意識すると良いと思います。

2.カラーペンは3色程度

カラーペンのないノートは少し味気ないように思います。特に大切な部分を強調したい時など、カラーペンは重宝します。

しかし、カラーペンのことばかりに気を取られていると、内容が置き去りになる事が多いものです。

判別しやすい色3色程度を使い分けていました。これくらいならペンケースの中もごちゃつかずに済みます。

>> 次ページ ノートを忘れた時はどうすれば?

3.切り張りを多用する

私のノートは非常に切り張りが多いです。どんな際に切り張りを行うのかというと、

…など。

ノート、プリント、教科書、参考書・・・というように、必要な情報ががあちこちに散らばっていると、整理して頭に入れることが難しくなります。そこで、必要なことはできるかぎりノートにまとめていました。

4.インデックスをつける、目次をつける

全てのノートで行っていたわけではありませんが、頻繁に見るものは、市販のインデックスシールを使っていました。目次をつくったものもあります。自分のノートが参考集代わりだった、という感じです。

この作業によって、自分が何を学習したのか? ということを明確に把握できたのも良かったと思います。

以上の4点です。

これらに共通して重要なのは

ということを心がけることです。このことによって、大きく学習効果に差が出ます。ぜひ、真似しやすそうなものから挑戦してみてください。

LFLの家庭教師ではノートの取り方から指導しています。お子さんがきちんとノートを活用できていないようでしたら、お気軽にご相談いただけたらと思います。ノートの取り方を学べば生涯役に立つことと思いますし、もちろん成績がアップするのは間違いありません。

齋藤裕一の「教育力」と「勉強力」 ~ココだけのリアル話~
悩める保護者の方に! 塾・家庭教師・予備校・学校で1000人以上を指導した教育&学習コンサルタントによる超実践的教育メルマガ。多彩な指導歴をもとに、タメになる教育のエッセンスを生公開中! 保護者様からのご質問もOK!
<<登録はこちら>>

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け