アメリカ人、恐竜好きすぎ。「JW」が公開2週間で600億円突破の大ヒット

by りばてぃ『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』

9年前

8月5日の日本公開が待ち遠しい映画「ジュラシック・ワールド」ですが、6月12日に公開された本国・アメリカではその興行成績が数々の史上最高記録を塗り替えているのだとか。『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』ではその驚愕の数字を紹介してくださっています。アメリカ人、恐竜好きすぎ。

アメリカ人が、いかに恐竜を大好きなのかを改めて知らされる大ニュースが、最近あった。

おそらく、日本ではまだそんなに大々的に報じられてないと思うが、6月12日から全米で公開された映画「ジュラシック・ワールド」(Jurassic World)が、とてつもない大ヒットを記録中なのである。

「ジュラシック・ワールド」は、「ジュラシック・パーク」(1993年)、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(1997年)、「ジュラシック・パークIII」(2001年)から続く、シリーズの第4作。

これまでに、アメリカでは、数々の映画が公開され、「アベンジャーズ」や「ハリーポッター」シリーズなど、歴史的な大ヒットになった作品も山ほどあるが、この「ジュラシック・ワールド」の公開直後の興行成績は、なんと、それら全てを上回り、数々の史上最高記録を塗り替えている。

どんな記録をたたき出しているのか、その一部をちょっと見てみよう。

2億880万ドルは、1ドル＝120円換算で、約250億円!! ちなみに、歴代2位は僅差で「アベンジャーズ」の2億700万ドルになっている。

夏のはじまりを意味する5月のメモリアル・デーの連休や、年末のホリデー・シーズンとは異なり、6月は、特にそこまで映画の新作が注目されるタイミングではない。

そのため、歴代2位は、「スーパーマン(Man of Steel)」の1億1,600万ドル、歴代3位「トイ・ストーリー3」は1億1,000万ドルと、「ジュラシック・ワールド」の公開初週末の興行成績の半分程度になっている。つまり、この時期にしては、異例の大ヒットということ。

この他にも、

とか、

◆世界最速5億ドル突破（FASTEST TO $500 MILLION）

世界と言っても、まだ、アメリカ国外では、限られた国々でしか公開されてないが(日本では8月5日から公開予定)、わずか1週間で世界での興行成績は5億1,180ドル(約614億円)に達し、史上最速で5億ドルを突破した作品となった。

歴代2位は「アベンジャーズ」で、23日での突破。なんと3倍以上の早さで記録を更新したのだ。

注：たぶん、最新情報過ぎるからなのか、まだBox office Mojoのデータはアップデートされてない。

また、米国内の興行成績だけ見ても、6月12日に公開されてから、まだ2週間弱ほどしかたってないのに、3億2,521万ドルに達している。

これは、一昨年のクリスマス・シーズン(厳密にはサンクスギビングの連休にあわせた2013年11月27日から)に公開され、昨年1年を通じ、米国内で数々の社会現象を巻き起こすほど大ヒットした「アナと雪の女王」(Frozen)の累計米国内興行成績(約4億ドル)の8割ほどという驚愕の水準。

ありえないヒットぶり。

いったい、なぜ、「ジュラシック・ワールド」は、これほどまでに大ヒットしてるのか？

その理由については、当然、いろいろな説が出ているが、基本的に、

「アメリカ人は恐竜が大好き」

ということは間違いなく、なぜそうなのかは分からないが、文化的な理由があると言えるだろう。

著者／りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。
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シリーズ総復習はどうでしょう。