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牛乳を飲むとお腹ゴロゴロ。だったらチーズを食べるだけでいい理由

牛乳に含まれるカゼインという成分は、お腹の調子を整えたり、免疫力をつける効果も期待できるそうなのですが、そもそも牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまうという人は、あきらめるしかないのでしょうか。加工品のチーズで同じように栄養素が摂れればいいのですが…。そのあたりのこと、無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』に詳しく記されています。

βカゾモルフィンって…何?

βカゾモルフィンという物質をご存知でしょうか? 牛乳のタンパク質成分であるカゼインが体内で分解される過程でできる、オピオイドペプチドとよばれるアミノ酸の集合体で、もともと赤ちゃんが母乳やミルクを飲んだ後に、すやすやと眠ることから発見された成分なのだとか。

精神を安定させる鎮静作用、苦痛の緩和、インスリンを増加させることによる血糖値の上昇を防ぐ作用、食物が小腸内にとどまる時間を長くする事による栄養分の消化吸収率を高めるなど、免疫作用にも深く関与するタンパク質成分なのだそう。牛乳や母乳に多く含まれているらしいです。

ゴロゴロの原因は乳糖だった

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする方は、チーズを食べて牛乳の栄養成分を補うといいそう。ゴロゴロの成分は乳糖と言って、牛乳からチーズを作る製造過程で、乳糖を取り除くのだそうです。

牛乳にもチーズにも含まれるカゼインと言う成分は、高タンパク質なうえに、お腹の調子を整えたり免疫力をつける効果があるので、ご高齢者の方やお子さんは積極的に摂った方がいいそうです。

また、チーズには、ナチュラルチーズとプロセスチーズがあり、ナチュラルチーズは、牛や羊、ヤギなどのお乳に、乳酸菌と凝固酵素を加えて、発酵させて作り、プロセスチーズは、ナチュラルチーズを材料に、加熱して保存性のよいものに作り変えたものなんだそう。

普通売られているのは、プロセスチーズが多いそうですが、ナチュラルチーズは風味があって栄養もバツグンらしいですよ。

image by: Shutterstock

 

美容と健康ひとくちメモ
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