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英語で「今日飲み行く?」をスマートに成功させる、オフィス雑談英会話術

みなさん、こんにちは。海外ドラマを中心としたエンタメ系ライターとして、執筆・翻訳活動を行っている堀川樹里です。今回は外資系企業で働く方にとって役立つ会話を弾ませる英会話フレーズをお伝えしたいと思います。それでは早速、見ていきましょう!

1. 朝一、挨拶で使えるフレーズ・円滑な1日を送るには、相手の服装を褒めること!

 

「Good morning」の後に相手の服装を褒めることで、ぐっと会話は広がります。朝一で好印象を与えられれば、その日一日、気持ちよく過ごせてお得!男性に対しても服装を褒めることがポイントです。次の会話を見てみましょう。

Richard: Good morning, Natsuki.
Natsuki: Morning. You’re looking sharp.
Richard: Really? Thanks.
Natsuki: Yeah, your tie really matches with your suit.
Richard: Thank you! This tie is actually a gift from my daughter.
Natsuki: Wow. I must say, she has great taste!

リチャード:おはよう、夏希。
夏希:おはよう。決まってるわね。
リチャード:本当?そりゃ、どうも。
夏希:本当よ。そのネクタイ、とてもスーツに合っているわ。
リチャード:ありがとう!このネクタイ、実は娘からのプレゼントなんだ。
夏希:あら、そう。娘さんとても趣味がいいのね。

「Look sharp」は「格好よく決まっている」という決まり文句。「A matches with B」で「AとBが似合っている」となります。「great taste / good taste」は「趣味がいい」という意味で、定番の褒め言葉となっています。

2.ランチや休憩時間に役立つフレーズ・同僚と打ち解けるには「季節ネタ」がベスト!

 

同僚とランチやブレイクで一緒になった場合、つい仕事の話をしがちですが、ここはあえて仕事とは関係のない話をふってみましょう。相手の意外な一面が見られて、友情が芽生えるチャンスです!
ホリデーが近いなら、その話をふるのも良いでしょう。 次の会話を見てみましょう。

Natsuki: Any exciting plans for the Christmas?
Jennifer: I wanna have a romantic Christmas this year. But I can’t decide who I wanna be with. Tom or Jack.
Natsuki: You better hurry. Christmas is just around the corner!
Jennifer: Oh I know. If I haven’t made a decision by the end of the month, I’m flipping a coin. I know, it’s absurd, right?
Natsuki: Okay. Let’s make a list of what you like and don’t like about them. That would help.

夏希:何か凄いクリスマスの予定とか、たててる?
ジェニファー:今年はロマンチックなクリスマスを過ごしたいんだけど、トムとジャックのどちらと過ごすか迷ってるの。
夏希:急がないと。クリスマスはもうすぐよ。
ジェニファー:そうなのよ。もし月末までに決められなかったら、コインを投げて決めるわ。なんかバカみたいだけど。
夏希:わかったわ。じゃ、彼らの何が好きで、何が嫌いなのか、リストにしてみましょう。きっと役立つわ。

「(  ) is just around the corner」は「もうすぐ(  )ですね」という決まり文句。季節の話題を振るときに役立つフレーズです。
「flip a coin」は、硬貨を投げて裏か表かで物事を決めるということ。実際、どちらか決められない時によく使われます。
「it’s absurd, right?」は「バカみたいでしょ?」という決まり文句。「そんなことないわよ」「じゃ、こうしましょう」と会話が続きやすいので便利なフレーズです。

3.仕事帰り、飲みに誘うときのフレーズ・「お酒を飲みたいな」と思わせるには、言葉選びが重要!

 

「Good bye」ではなく、「今日は仕事終わりかい?」と話しかけることで、交わす言葉も増えていきます。次の会話を見てみましょう。

Richard: Hey, Ken. Are you leaving the office?
Ken: Yeap. I’m off work. Free as a bird!
Richard: Me too. Do you wanna grab a beer?
Ken: That sounds great. Let’s go!

リチャード:よう、ケン。帰るのかい?
ケン:ああ。仕事は終わりだ。やっと解放されたよ!
リチャード:俺もだよ。ビールでも一杯、どうだい?
ケン:いいね。よし、行こう!
「leaving the office」「off work」は、仕事を終えて帰るという時に使うお決まりのフレーズ。「grab a drink」は「一杯飲む」という意味。「Do you wanna grab a drink (beer)?」は、お酒を飲みに誘うときの決まり 文句となっています。
「Free as a bird」は「鳥のように自由」という意味で、物事から解放された時によく使われるフレーズです。お互い仕事から解放されたな、と共感を呼び「一杯飲もうか」と誘われやすくなるでしょう。
さて、今回の特集はいかがでしたか?教科書にはない生きた英語のフレーズを使うことによって、会話はぐんと弾むようになります。
外資系企業では円滑にコミュニケーションを図る能力が重要視されています。仕事を離れた場所でも楽しく会話のキャッチボールができると職場での好感度がアップし、これまで以上にスムーズに仕事がこなせるようになるでしょう。
それに、何でも話せる友人を見つける絶好のチャンスかもしれませんよ!

 

堀川樹里(ほりかわ・じゅり)プロフィール

海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌で執筆、翻訳。「海外人気ドラマを楽しみながら ビジネス英語力をレベルUP!」(ダカーポ592号)などホビングリッシュ記事なども手掛けている。海外在住歴19年目、豪州→中東→東南アジア→米国を経て、現在は台湾在住。

image by: Shutterstock

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