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一部の既得権益層に負担を強いられず、日本で楽しく暮らす方法

毎日のように世界中を飛び回る高城剛さんが読者からの質問にお答えする、メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』のQ&Aコーナー。かねてから「日本国民は知らず知らずのうちに負担を強いられている」と語り、一部の既得権益層だけが潤う社会制度を批判してきた高城さん。そんな発言の数々に共感するメルマガ読者の方から「日本で楽しく生きるにはどうしたらいいのか?」という質問が寄せられました。高城さんは日本で「楽しく」過ごすためのコツを、どのようにアドバイスしたのでしょうか?

今の日本で「楽しく」過ごすにはどうしたら良いですか?

Question

高城さんがおっしゃっている「国民が知らず知らずのうちに負担を強いられる」について、自分なりに少し調べると、何気無く払っているガソリン代の約半分が税金である事、高速道路の料金も道路公団時代の借金返済に充てられていることなどを恥ずかしながら最近知りました(もし趣旨と違いましたらご指摘頂けますと幸いです)。

国が良い方向に変わっているなら国民負担も納得できますが、それが一部の利権が潤うためであるなら、とてもやるせない気持ちになります。

そのような現状を知り、かつメディアも国も変わりそうにない中、日本で楽しく過ごすにはどうしたら良いのでしょうか。

逃げ道を探すことなのか、それはそれで置いといて自分の人生に集中することなのか、アドバイスを頂けたら嬉しいです。

高城剛さんの回答

もし、あたらしい東京都知事が違う人だったら、豊洲の問題もオリンピックの問題も、すべて「なかったこと」にして、「国民が知らず知らずのうちに負担を強いられる」ことすら、誰もわからなかったと思います。

日本はそのような「一部の利権が潤う」ことばかりですよね。

自動車大国のドイツは、2030年代にはガソリン車を売らないことを検討していて、これが次の世界的な常識になりそうですが、ガソリンで食べている人が多い=「一部の利権」集中式の日本は、どうなるのでしょうかね?

動力が、誰でも作れる電気になってしまったら「一部の利権」は崩壊してしまいますので、是が非でも水素にするでしょう。

そうすれば、国民をコントロールできますからね

そんな中、「日本で楽しく過ごす」には、できるだけ何も持たないことだと思います。

場合によっては「持たない」以上の「マイナス」も必要です。

そのアイデアが各所にあれば、「日本で楽しく過ごす」ことができるでしょう。

まさに国家財政や大企業が典型的ですね。

image by: Shutterstock

 

 『高城未来研究所「Future Report」』
著者:高城 剛
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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