英語のスペシャリストで、無料メルマガ「カリスマ英語ナレーターユッキーがお届けする!週間ラジオ英会話♪」の著者ユッキーさん。今回は、映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」を観た際に見つけた、思わず真似したくなるかっこいい英語のフレーズを紹介してくれています。これを言えたらあなたもホームズのようなかっこいい男になれるかも!?
シャーロックホームズで英語勉強
こんにちは、ユッキーです。
日本でも大人気のドラマシリーズ『SHERLOCK』、ファン待望の新作!
シーズン4が2017年1月から海外でいよいよ放送開始ということで私もワクワクしています。
さて今回取り上げたいのは、今年公開された映画版『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』です。
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1. タイトルの英単語
タイトル 『THE ABOMINABLE BRIDE』の
abominable [əbɑ́minəbl] は、【形】憎むべき、忌まわしい、不愉快な、嫌な
を意味します。
あまり馴染みのない単語ですが、とんでもなく酷いもの、おどろおどろしいものに使われます。
映画の中でもワトソンは “abominable bride”と事件名をつける時ものすごく忌まわしそうな表情で言い放っていました。
2. 映画の見どころは?
ドラマ版では一度も被ることのなかった鹿撃ち帽を被り、馬車に乗って犯罪現場へ!
スマホではなくenvelope(封筒)で届くメッセージ。
ワトソンは二人の活躍をブログではなく小説に書いて世に広める。
鹿撃ち帽、封筒、小説。
こちらの方が本家なはずがなぜか新鮮に感じてしまう面白さがありました。
ドラマ版のファンはもちろんですがシャーロック初見の方も楽しめる!と言いたいところですが、正直な感想としては、予備知識がないと少し辛い?かもしれません。
逆に言うと予備知識があればあるほど楽しめます。
ドラマではあまり描かれなかった原作のエピソード、そして何より今作は19世紀のイギリスが舞台なので当時ヴィクトリア調の時代背景も全面的に出ています。
犯人の落としどころにも時代にあった理由付けがあり映画を観た後にはきっと歴史のおさらいがしたくなる!
そんな作品です。
3. シビれるカッコよさ!映画版『SHERLOCK』の名言
そんな映画版『SHERLOCK』からなるほど&カッコいいquote(=名言)を2つ、ご紹介します。
※ネタバレにならない程度に選びました。
※予告編でも喋られている台詞です。
Fear is wisdom in the face of danger. It is nothing to be afraid of.
恐怖は危険回避の知恵だ。おそれることなんて何もない。
恐怖心は、抱くことを恥じたり避けたりするのが普通なもの。
しかしシャーロックは “危険に立ち向かうために必要な知恵だ” とさらっと説いています。
Watson: “What made you like this?”
Holmes: “Oh, Watson… nothing made me. I made me.”ワトソン:(シャーロックの人格や生き方をみて)何でこうなった?
ホームズ:あぁ、ワトソン…何かによってつくられたわけじゃない。自らこうなったんだ。
シャーロックはよく自分のことを「High-functioning Sociopath(=高機能社会不適合者)」だと堂々かつとても嬉しそうに言います。
非情であり偏屈「無駄」「邪魔」「妨げ」などの理由で自然な心の動きには従わず、感情までも常に頭で解析しながら生きているような奇人です。
しかしそんな彼でさえも取り乱して我を失いそうになる場面もたまにあり…そこがファンを虜にする魅力でもあります。
こういう男性、女性は惹かれてしまいますよね〜!
「一体君はなんなんだ!?」とワトソンは何度もキレたり呆れたり、哀れに思ったり、歯向かおうとして諦めたりします。
このセリフも、そんなやり取りの一つです。
“I made me.”
かっこいいですね〜!!自信がないと言えない一言です。
ここぞという時に、私も言ってみたいなぁと憧れました😍
これを機にみなさんもシャーロキアンデビューしてみてはいかがですか?
記事提供:「ユッキー先生のえいごの時間」(公式ブログ)
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「カリスマ英語ナレーターユッキーがお届けする!週間ラジオ英会話♪」
著者/ユッキー
英語教材プロデューサー、ナレーター、英語解説者。留学なしで日本にいながら磨ける英語、楽しめる英語を日々探求中。すぐに使える英会話フレーズから話題の英語学習法まで、日本人が日本で学べる英語を“聴いているだけで癒される”音声や動画でお届けします。公式ブログ「ユッキー先生のえいごの時間」にて、英語の学習方法などのコンテンツを配信中。