職場でも、取引先でも、そしてプライベートでも、いつも悩みのタネになりがちなのが「人間関係」。いくら仕事が上手くいっていても、この人間関係がなかなか上手くいかず悩んでいる方は多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では、著者・佐藤しょ~おんさんが、この人間関係を劇的に改善させるための秘訣を誰よりもわかりやすく紹介。本気で悩んでいる方は、すぐに実践できるこの方法を試してみる価値はありそうですよ。
人に要求する前に自分がそうならなきゃ
「あの人がもっと優しければ、私も優しく出来るのに…」
このセリフ、マンガとか恋愛小説で男女がこじれる時に良く聞くセリフです。こういうのを読む度に、「だからお前らは別れちゃうんだよ」って毒づきたくなります。
「優しくしてくれ」ってなんで相手に先に要求しちゃうわけ? 人に要求できるほどあなたは優しいのかい? 要求できるほどエライ存在なのかい? 相手だってあなたに同じことを言いたいわけですよ。それをグッとガマンしているわけ。それなのに先にそのセリフを言っちゃうから関係が破綻するんですよ。
相手の方も同じことを思っているワケですから、ここでの解決策はひとつだけで、それは、ますは自分が先に相手に優しくしてあげることなんです。
我が家にはやんちゃな愛犬がいるわけですが、これがまた我が家の甥っ子に懐いていないんですよ。理由は簡単で、甥っ子がその犬に優しく愛情を注いであげないからです。ワンワン吼えられる度に、「オマエはうるさいんだよ、ホントに可愛くないなぁ!」って言い続けていたんですね。この犬ムカつくって言ってたので、ある時に教えてあげました。
あのね、吼えられたくなかったら、毎日頭を撫でてあげて、オマエは可愛いなぁ、良い子だなぁ~って言い続けるんだよ、って。そうしたらそれをやり始めたんですよ。その結果、チャンと犬が懐くようになったんですね。それに合わせて吼えられる回数も減ったわけです。これって当たり前ですよね。
人間だってそれと同じですよ。ところが人間相手だとこれが出来なくなっちゃんですよ。つまり、人にあれしろ、これしろって言うなってことです。黙って自分がそれをやってあげると、相手もそれを返してくれますから。
ちなみに、返してくれない人とはお付き合いしちゃダメですよ。同居している家族ならそういうわけにいきませんから、返してくれるまでやり続けるんですよ。ここは相手の属性によって対応が変わりますのでご注意下さい。家族については、それが人生の修行だと思ってやるんですな。
もっと言うと、ビジネスのスタートってここですから。「相手にもっと○○をしてもらいたい」をおカネを払ってもらうことでやってあげますよ、というのがビジネスですからね。ですから、ジャンジャンやってもらいたいことを考えるべきなんです。
間違っちゃいけないのは、「○○して欲しいって考えちゃダメなのだ」ではなくて、そう考えた事を相手に伝えるなって言ってるんですよ。それをメモしているとビジネスのタネが見えてきますよ。
これって人間関係を短期間で劇的に改善させる王道ですから、配偶者さんとの関係が冷え切ってしまったご夫婦は是非やった方が良いですよ。ダンナさん的には、「オレが稼いでやってるのに」って言いたいんでしょうが、それはエンドレスの家事で相殺されていますから。主婦には有給休暇も、夏休みも、年末年始の休みも無いんですから、ダンナの方が地位や立場が上ってのは完全なる幻想ですから。
ちなみに、「オレが食わしてやってる」ってダンナが思っている家庭のほとんどは、夫婦関係が冷え切ってますから。
なんだか話がズレてきましたのでこのあたりで止めておきます。
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