梅雨の時期になるとお風呂掃除に気合が入るという方は多いようですが、「下駄箱」に気合入れて、という人の話はあまり聞きません。しかし、下駄箱はカビとニオイの温床でもあるのは言わずもがな。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、除湿や消臭だけでなく「浄化」まで出来る驚きの掃除術とアイテムを紹介してくださっています。
梅雨の下駄箱
さて、本日は薄暗い場所のお話。
先日、庭でムカデを見ました。足がたくさんあるニョロニョロした毒のある虫です。まあ、好きな人はいません。
実に危険な虫で、暗くてちょっとジメっぽいところが大好き。
そんなわけで、コイツが出現したら靴を履く前に靴を引っ繰り返してパンパンするんですね。イナカ暮らしの心得です( ̄∇ ̄)。なぜそんなことをするのかと言えば、ムカデが靴の中に潜んでいる可能性があるからです。
全く歓迎はしていないんですが、堂々と玄関から入ってくるヤツもいるんですよ。で、玄関を入ってすぐにある暗くてジメっぽい場所、「靴箱・下駄箱」に潜んで、さらに暗くてジメっぽい靴の中に潜むわけです。
まあ、イナカに暮らしていない人にとってはムカデは縁のない害虫でしょう。ですが、邪気の多い都会に晒されている都会人の靴は、かーなり汚れているんです。毎日ソトを歩き回るたびに汚れていくわけです。足は汗もかくしね。
ということで、都会の靴箱や下駄箱もコレまたカビとニオイの温床なんですね。靴は毎日ソトを歩き回るたびに汚れていくわけです。足は汗もかくしね。開けたとたん、むあぁあなカンジですよ。……ああ、イヤだ。
神様はキタナイ家には来ないと言いますが、神様とかなんとか言わなくったって、玄関がイヤなニオイのする家になんて人間の友達だって来ない(´u`; ですよね。なので、ムカデの侵入を防ぎ、お友達と神様をお迎えするために、是非とも靴箱・下駄箱は清潔にして欲しいんです。
まあ、そうは言っても、下駄箱の掃除の仕方は、それほど変わったものではありません。
- まず靴を全部出して、泥やホコリを掃き出す。
- で、雑巾で拭く。
- で、傷んだ靴や壊れた靴などは、スッキリ処分する。
この傷んだ靴とか子供のサイズアウトの靴とかは、潔く捨ててください。洋服は処分するのが実に難しいモノですが、靴は「靴底が剥がれそう」とか「ヒールが壊れた」とか、ハッキリした基準がある分、処分しやすいんです。是非、処分に必要は割り切りと潔さを学習して欲しいですね。
で、まあ、ここまではフツーですね。
梅雨前に特にやってほしいのは、湿気対策です。だってほら、そのせいでカビやニオイが出るわけだから。ここで、オススメなのが「炭」です。湿気を取る上に消臭効果があるからです。
…というのが、表向きの理由です(笑)。炭は浄化のエネルギーが強いんです。だから、こういう場所にもオススメなんですよ。
靴にくっついて来ているのはホコリやドロだけではありません。他の人のネガティブもたくさんくっついてしまっているんです。こういうモノは、市販の靴箱用除湿剤じゃあ取れないんだよなあ( ̄∇ ̄)。
梅雨真っ最中で、ジメジメ度が高まっている最近。湿度や汚れと一緒にネガティブも下駄箱から追い出してくださいね。