「あれどこいったっけ?」「またアレ忘れた!」というのが日課状態になっていませんか? 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者で家事の達人・真井花さんが、「一緒に使うものを同じ場所に収納する」という意外な収納術を披露。先入観を捨てると、日々の生活や家事が驚くほど効率良くこなせるようになるかもしれませんよ。
まとめて収納
さて、本日は新たな収納場所のお話。
いや、特別な話ってわけじゃないんですけどね。
- 朝、いつも時間がない
- 出がけにイライラする
- 今日もサプリを飲み忘れた
と日々家事の効率が良くないと感じた時に、まず初めに疑って…あ、いや試して欲しいのが、「収納場所がマズいのではないか?」です。これ、本当に大問題なんですよ。
- 使いにくい場所だったり
- 取り出しにくかったり
すると、それだけでヤル気がなくなるし、現実に手間がかかって効率が落ちるからです。バカにならないんですよ、毎回だと。
この収納場所マチガイで、是非やって欲しいのが
- 同時使用イッショの原則(*^ー゜)
です。いえ、今私がテキトーに付けた名前ですよ。読者さん以外に話しても通用しないからね。ま、要は「同じときに使うモノは一緒に収納する」ということです。カンタンだ♪(^^)v
たとえば、朝はパン食派の方がいるとしましょう。この場合、バターとバターナイフを同じ場所に収納するんです。バターは常温では溶けてしまうので、冷蔵庫に入れていますよね。なので、このバターに合わせてバターナイフも一緒に冷蔵庫に入れておくんです。冷蔵庫の奥行きにピッタリのトレイを買ってきてこのトレイにバターとバターナイフをセットしておくんです。ジャムも置けるかもしれませんね。そしたら、ジャム用のスプーンも載せておくんですよ。
「カトラリーを冷蔵庫に入れちゃうの!?(@@;;」
ビックリですか? でも、バターをトーストに塗るときに必ずバターナイフを使いますよね。わざわざカトラリー入れから出すより、数手間省けるんです。この数手間をあらゆるところで積み重ねると、ホントにバカにならないほど効率化できるんです。
だから、たとえば朝イチで飲むクスリがあるなら、洗面所にクスリとコップをセットしてしまうんです。クスリの飲み忘れがなくなるだけでなく、コップが近くにあるのでわざわざコップに水を汲んで運んで…という手間がなくなります。お菓子をよく作るなら、お菓子で使うボウルも型もホイッパーもハトロン紙もみんな一緒にしておくんです。
そうやっていくと、
「あちこちで必要になるものがある…」
そうですね、ハサミや輪ゴムとかメモとかあちこちで使いますもんね。その場合には
- 使う場所をまとめられないか
と
- 使う場所ごとに複数あってもいいか
を両方考えてみてください。高価だったり大きなものだったりするのなら、使う場所をまとめた方がいいでしょう。逆に安価で小さなものなら複数あっても大丈夫ですよね。ま、安易に使う場所ごとに複数あってもいいことにするとどんどんモノが増えちゃうから、注意が必要なんだけどね。
ちなみに我が家。ハサミは使う場所ごとに3箇所に常備し、各場所ごとにハサミと一緒になっているモノは違います。ま、使うシーンがちがうんだから当然だけど。
収納のマチガイは、家事の効率化の敵。使いにくいなと思ったら、ちょっと考えてみてくださいね。
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