キッチンに置いてあるけれど実際にはあまり使わない「キッチンばさみ」。しかし、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者で家事の達人・真井花さん曰く、実は一番使えるキッチングッズだとのこと。肉に魚にトマト缶にも…目からウロコの「キッチンばさみ」の使い方、お教えします。
キッチンばさみを使い倒す
さて、本日は宝の持ち腐れのお話。
我が家飲み会で作ったローストチキン。丸鶏から仕込んだので手間の割には立派な見栄え(^Д^)。そのローストチキンを切り分けようと私が道具を手にしたときのこと。来ていた知人が
「キッチンばさみを使うんだね\(◎o◎)/!」
と驚きの声。そおおおーーーーなんですよ、キッチンばさみです。きっとみなさんのキッチンにもありますよね。これ、ひょひょっとして袋ものを開けるときだけしか使ってないなんて、そんなことないよね?
キッチンばさみは私が最も使い倒している道具のひとつなんです。だって包丁もまな板もいらないんだもん\(^O^)/。なにかちょっとだけ切るとき、包丁やナイフ、まな板を出すのが面倒くさかったりしませんか。しかも切った後には、洗って片付けなくちゃならないし。
コレがめんどくさがりな私には、じっっっつにメンドクサイ( ̄∇ ̄)んですよね。こういうときに取り出すのが、キッチンばさみ。食材を手に持ったまま、はさみでチョッキン♪ アッと言う間で、これだけ洗えばイイもんね♪♪
キッチンばさみをよく使うのは、
- 香りの強い香味野菜を切るとき
です。あさつきとかパセリとかローズマリーとか。たまにニンニクも切っちゃいます(*^ー゜)。ニンニクをミンチにするための器具もあるけど、後でキレイに洗うのが大変なんですよね。
それ以外では、シート状のものを切るときですね。
- 海苔とか出汁昆布
- パイシート
- スライスチーズ
- ハム、ベーコン
- 油揚げ
- 冷凍させてあった豚バラ…
などなど。ちなみに、もっと大物も切れますよ。たとえば
- 骨つきの肉・魚
とか。ローストチキンなんて、キッチンばさみで切り分けていったほうがはるかに上手く行きますから。魚も、下処理をするときにも胸ビレ(って言うのかな)を切り落としたりしています。
それから、
- トマトホール缶を粗く刻むとき
ですね。トマトは、まな板の上で粗みじんにするのがフツーですが、まな板がスゴいことになりますよね。生のものならそれも仕方ないんですが、缶詰の場合には諦めきれない(^Д^)。なので、缶のフタを開けて缶の中にハサミの刃を入れて、中でチョッキン。数回やると、粗く刻めます( ̄∇ ̄)v。
で、このキッチンばさみ…だけじゃないんですが、キッチンで使う道具のうち、とりわけ切る系の道具にはお金をかけた方がいいです。使いやすさと切れがぜんぜん違うから。100均のものを使ったこともあるんですが、やっぱり違いますね。
なので、コレばかりはちょっと高級なものを選んでください。ちなみに私は、三木市(刃物で有名)のものを使っています。私が使っているものはメーカー名が読み取れないのでご紹介できませんが、売価と産地が一緒で、ルックスもソックリなので、こちらをご紹介しておきます(*^ー゜)。
いやー、買うときにはちょっと勇気が要りましたねー。でも、金額だけのことはありましたよ。
いろいろメンドーが少ないキッチンばさみ。ちょっと良いモノを買って、毎日の料理をスムーズにしてみませんか。
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