洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・掃除機などなど、電化製品の登場で主婦業は楽になったと言えるのでしょうか。否、実際のところ面倒な仕事は、昔とさほど変わってないのです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、時間に縛られる家事の苦労を論じると同時に、負担感を解消してくれるさまざまな便利グッズを紹介しています。
専任の留守番
さて、本日はおうちの留守番役のお話。
毎日やることはテンコ盛りですよね。そんな中でも
- 子供の送り迎え
- 食事の支度
- 洗濯
などは負担の大きい家事なんです。
これらの家事には共通項があるんですが、それがなんだか解りますか? ………
あ、この間合いは、みなさんにちょっと考えてもらうための時間のつもりなんですよ(^▽^)
これらに共通しているのは
- 時間帯が決まっていること
です。たとえば、子供の送り迎えは子供が保育園や幼稚園の開始・終了時間に合わせて行われます。つまり、送り迎えの
- 時間帯が決まっている
んです。ほら、明日保育園から帰ってくるときの送り迎えを今日の夜のウチにやっておくなんてことは出来ないですよね。こういうことです。
同じように食事の支度も、フツーは食事の直前にしますし洗濯も洗濯ものがある程度溜まってきたり、外干し派なら天気の良い日を選んでやりますね。すべて
- 時間帯が決まっている
んですよ。
でね。こういう家事、時間帯や曜日などが決まっていて、私たちの都合では動かせない家事が
- もっとも負荷が高い(T-T)
んです。いや、それどころか、その時間帯に拘束されるので逆算して他の家事や仕事を片付けなければなりません。ま、別の言葉で言えば『振り回される』ってヤツです。こういう家事のことを私は勝手に
- 属時間性が高い
と表現しています( ̄∇ ̄)
この属時間性が高い家事の負担感は、以前から問題になっていて、現在ではこの拘束力を弱めるような家電やグッズがたくさん出現していますね。たとえば
- 乾燥機付きの洗濯機
とかね。天気からも時間からもかなり自由になっていますよね。属時間性の高い他の家事についても、こうした家電やグッズがあれば
- 積極的に投資すべき
なんです。家事の負担感が違うから。
そして、最近の生活の中で、この属時間性の高い家事といえば
- 宅配便の受取
でしょう。これは、宅配される時間に誰かが家にいることを前提に成り立つ物流システムです。ところが、共働きがスタンダードになった現在では、この前提が崩れてしまっているんです。そのために再配達が激増し、宅配ドライバーに過酷な負担がかかっているわけですよね。
…ま、システムが前提としていたものが崩れたのに、現場にその負担を押しつけてしまうっていうのは、どーーーなんだとマジで思いますが、それはまた別のお話。
宅配がいつ来るか解らない、再配達を頼んでもそのときたまたまトイレに入っていたりするかもしれない…そういうことがあるわけで、この属時間性の高さは結構ストレスです。
この解決策として、検討すべきなのが
- 宅配ボックス
です。リクシルは、工事費込みで10万から14万のようです。うん、洗濯機や冷蔵庫などの高級ラインの製品に比べると、まずまずの金額なんじゃないでしょうか。おそらくボックスの大きさと設置の仕方(埋め込みか設置かなど)によって金額に差が出るんじゃないかと思います。
ちなみに我が家。おそらく近隣一のアマゾン利用家庭なんですよね。なので、家で仕事をしていると、宅配便のたびに応対をしなくてはならず
- 集中がキレてしまう…(T-T)
なんですよ。日中留守なら受け取れず、日中在宅なら仕事が中断されるということなんですねえ。やだやだなので、私としてはチョー真剣に導入を検討したいんです。
属時間性の高い宅配便の受取。専任の留守番を置いて、家事の負担を減らしましょう。
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