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通帳の残高を見てニヤニヤしてるだけの人ほど金運が上がらぬ訳

金運アップのために、と謳われた本やグッズは多々ありますが、どれも効果が見られないのはなぜでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』で、著者の佐藤しょ~おんさんが伝えているのは、そもそも「金運」の本来の考え方を間違っている人が多いそうです。はたして、その正しい考え方とは?

金運は留まらない

前回は、無料と有料があったら、まずは有料の方に目が行ってしまうんですよねという話をしました。これはもう、思考のクセみたいなものです。

なぜなら、このクセを身に付けることが出来たから、私の金運が向上したと知っているからです。

日本って今はデフレだっていわれてますよね。だからなのか、価格は安くなきゃダメ、安いことが大事、どうやって値段を下げるかという競争になっているじゃないですか。みなさんの会社がこっちの方向を目指しているのだとしたら、そしてみなさんの会社が一部上場企業でないのならば、その会社のお先は真っ暗だと思いますよ。

日本が「失われた20年」から抜け出せないのは、国民みんなが

・価格は安いことが正しいのだ!

って考えたからじゃありませんかね。

これは経済学の話になるんですが、経済学上もっとも良い状態というのは、「緩やかなインフレ状態」なんですよね。緩やかというのは、年率で1%程度という意味ですが。

日本がこうなっていないのは、経済活動をしている人たちのマジョリティが、価格は安くあるべしと考え、そうなるようにありとあらゆる手を打っているからですよ。昨年末に問題になった外国人技能実習生だって、あれはああやってコストを下げるひとつの手法なわけですよ。ブラック企業のサービス残業だって、残業代未払いだって、残業代払ってるけど過労死問題だって、非正規社員の増加問題だって、とどのつまりは、

・真っ当な方法で正社員を増やすよりは人件費を抑えられるから

なんです。その結果この国は、生産性と賃金の上昇の二つを失ったわけですね。特にヒドいのが外食業界で、何でこの値段で提供出来るわけ?そりゃアルバイトだって集まらないでしょって思いますもん。

閑話休題。

この流れ、個人の金運という意味では全部間違いですから。特に多数が安いモノ、無料のモノに流れているのであれば(それは今です)、逆にいくばくかでもおカネを支払って、何かを受け取るということをすると、金運が向上するんです。なぜならば、金運とはおカネがたくさんあることではなくて、おカネをたくさん持っていることでもなくて、

おカネがザーザーと流れている状態に接触する

ことだからです。おカネが流れている現場に行かないと、金運は上がらないの。その流れに触れなきゃ金運は上がらないのですよ。その流れに背を向けて、使わなかったおカネを眺めて「ウッシッシ」と言っても、それは金運が向上したわけじゃなくて、小銭が貯まっただけのことなんです。それを金運と勘違いするから大成しないんですよ。

「運」という字は、運ぶですから。どこかからどこかへ運ばれていくモノが運なんです。ある場所に固定されて留まっているモノは運ではないんですよ。

ここを勘違いしている人がたくさんいるんです。

ですから、自分の身の丈にあったレベルで、しみったれることなく、ニッコリ笑ってお財布を開くと金運が上がるんですよ。

おカネは使わなきゃ減らない、というのは真理ですが、使わなきゃ外から入ってこない、というのもまた真理なんですからね。

それを知ったのは、年収が650万とかの頃だったと思うんですが、そこからは個人的には預金の残高を増やそうとするのを止めたんです。でも借金はせずに、入って来たおカネを正しい分野にちゃんと使うことを継続したら、その使える枠が毎年大きくなってきたんです。

これが、

・おカネがザーザーと流れている状態に接触する

ということですからね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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