季節が変わり夏物の服が並ぶのを見るとついつい財布の紐も緩みがちになりますが、気になるのはクローゼットのこと。新しい服は買いたい、でもこれ以上増やして整理がつかなくなるのも困る…。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、クローゼットの服を一定の数にとどめながら、新しい服を買うための方法を指南してます。
服を買う前に
さて、本日は「前」のお話。
今年は気候が不順で、春も寒かったり温かかったりしましたね。お庭の植物たちもビックリしているらしく、ヘンな時期に葉っぱや花が出ています。
それでも街中のウィンドーには、春ものの服が勢揃いし、そろそろ半袖が売られていますよね。で、つい買いたくなると♪
うん、それは分かるんですが、服を買う前にやること、それは
- 手持ちの服をチェックする
ことです。とにかく日本の家庭で洋服ほど多いモノ、溢れているモノはありません。片付けで最も難易度の高い場所がクローゼットでありその難易度をさらに上げる行為が
- 服を買い足す
ということですから。言うなれば、安易に買い足さないことこそ片付けを容易にする近道なんです。ホントですよ。
なので、これ以上買うためには、まずは
- 手持ちの服をチェックする
ことです。あの、チェックって
- クローゼットから出して
- 全部並べて
みることですよ。アタマの中で
- あー、あれとアレとそれとコレと…
くらいじゃダメですからね。一覧性があると、ホントにハッキリ認識できるからです。自分が
- どれほどたくさん服を持っているかを( ̄∇ ̄)
です。現代日本のご家庭には、これでもかっていう数の服が蓄積…いや、埋蔵されているんですよ。おそらく買ってから一度も着ていない服も何着かあるんじゃないでしょうか。知人は「値札がついたままのジャケットを見つけた!」と言っていました( ̄∇ ̄)ホント、笑い事じゃないですよね。
で、その膨大な服たちを見回したあと、買いたい服の着数と同じ数だけ
- 処分!
しましょう。
……厳しいと思いますか?でも、ソレをやらないと、よーく解っているとおり、どんどん服が増えていくばっかりですから。そして、もし処分するのが忍びない、あるいはまだ十分着れるなと思うなら
- 買うのを止める
ことです。それが出来れば苦労しないと言われるかもしれませんがクローゼットをパンパンにしない方法、クローゼットの片付け難易度を上げない方法は
- これしかない(◆_◆)
んです。あまりにもシンプルすぎて、却って難しく感じるんでしょう。あるいは、魔法のような別の方法の存在に期待してしまうのかもしれません。が、人生は、あ、言い過ぎた。片付けは
- シンプルなもの
なんです。買う方がカンタンなんですよね。得るという行為には、達成感があるしね。なんか、こう、甘美な感じがあるせいで中毒性もあるよね。でも、本当に重要なのは、この逆、
- 手放すという行為
ですよ。手放すことは喪失そのものなので、どうしても痛みを伴うんです。その痛みを乗り越えて、モノの不要さに向き合ったとき
- 自分にとってナニが必要か
が初めて解るんだろうと思うんです。
ちなみにワタクシ。デニムのパンツを1本処分しました。サイズがピッタリで気に入っていたんですが、田舎暮らしならではの汚れとシミが落ちなくなってきていて、着る度にテンションが下がっていたんです。こうなったらもう処分時ですよね。で、これを処分したあと、ユニクロでワイドタイプ系のデニムパンツを1本新調♪今年になって買った服は、今のところコレだけです。
春から夏へ。夏から秋へ。移り変わる季節とともに服にも新陳代謝を。足すばっかりじゃ代謝できていきませんよ。
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