自分の話し方、意識したことがありますか?大きな声でハキハキと話す人、小さな声でぼそぼそと話す人など、話し方にもさまざまな個性があります。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、話し方からわかる「成功する人と不幸になる人の違い」や、人生を良い方向に変えるための話し方のポイントなどを紹介しています。
エネルギー量を高める
私はそろそろ50代も中盤に差し掛かっておりまして、日頃は健康にあれこれと悩まされることが多くなりました。ほとんど持病とも言える腰痛やら緑内障、ちょっと身体を動かしたら関節やら筋肉に痛みが出るのは当たり前で、特に野良仕事は痛みの源泉みたいな感じになっています。
なんてことを頻繁にここで書いているので、初めてセミナーに来られる方は、私のことをかなりのオッサン、場合によっては年寄りに近いお爺さんみたいな人間だと思っている人がたくさんいるんですよね。ところが実際の私はフツーに見てかなり若い感じがするみたいで、2次会などでは、
- スゴく若い感じがする
- なんでそんなに派手な格好を…
- ってかメチャメチャオシャレ
- 年齢不詳な感じですね
と言われることがしばしばです。
おまけに8時間以上も立ちっぱなし、喋りっぱなしで、さらにはそこから3時間の飲み会まで喋りまくっているわけですから、これのどこが50代なんだよ、という感想を持つ人がたくさんいるみたいです。
これをひとことで言うと、「エネルギッシュ」というんですね。
身体が小さくて、背も低くて、白髪混じりのショボいオッサンが、演台に立った途端、受講生全員が惹きつけられるようなエネルギーを発して、それが8時間以上(2次会を入れると約12時間)途切れないわけです。
先日も大阪では、
- メチャメチャエネルギーありますね~
- パワーのレベルがありえへん
- 会社の上司の方が若いのにあっちの方がオッサンだ
って言われたんですけど、これ全部エネルギー量の問題ですから。そしてこのエネルギー量こそが、あなたの人生を思いのままにする力の源泉なんですよ。
能力とかヤル気とかスキルとかの前に、これが一定量無い人は出世しませんし、他者を引っ張れませんし、願望は叶いにくいんですから。私はセミナーの2次会で色々な人とご飯を食べながら話をするんですが、5分話をしただけで、
■ ああ、この人は当分人生が変わらないだろうな
と感じる人がいます。それはほとんどの場合、
- 声が小さい
- 視線が虚ろ
- 語尾が不明瞭
な人なんですよ。それは最初の乾杯の音頭で分かるんです。私が、「は~い、乾杯! 」って言った時に、乾杯の声が私に届かないような人は、たいていダメです。本人は「乾杯」って言ってるんですが、エネルギーが少ないから声が小さくて私には聞こえないのよ。
で、そういう人は、質問をする時でも声が小さくて聞こえないの。だから私は、
■ 声が小さくて何を言ってるんだか分かりません
と指摘するんですが、それでもボリュームが1割くらいしか大きくならないんですよね。
ちなみにこの状態は、不幸な女性全員に当てはまります。不幸な女性というのは、私にネガティブな相談をしてくる女性のことです。デカい声で、胸を張って、堂々とこういう相談をして来た女性っていませんから。いつでも蚊の鳴くような声で、コソコソボソボソと囁くように話すんですね。
これは声が小さいのではなくて、身体に蓄えているエネルギー量が少ないんです。と、同時に身体から出せるエネルギーの量も少ないんです。
こういう人にオススメの訓練があります。それは一人カラオケで、カラオケに行って声が枯れるまで歌うんですよ。歌が下手? ならレッスンに行き給え。
こういうところに通えば、少ない費用でボーカルのレッスンも受けられます。で、ちゃんと声を出す、身体を共鳴体にして、声をエネルギーとして発信して相手に届けるという感覚を身に付けたら良いんです。
それが出来るようになると、自分の声がしっかりと自分の耳に届きますから、発している言語の語尾もしっかりと言えるようになるんです。コレは昔、
というエントリーにも書きました。
語尾がしっかり言えるようになると、聞き手はあなたの発言を正しく理解してくれますから、会話が成り立つんです。これって自信を持つ切っ掛けになりますからね。だからこれを続けていると、視線がビシッと定まってくるんです。その頃には、あなたの人生は良き方向に変わっていると思うんですよね。
だから私の眼を見ずに、小さな声でボソボソと、おまけに語尾がフニャフニャした喋り方をしている人は、ほぼ全員不幸な状態で生きていると言えるんです。
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