タレントのラサール石井が4日に自身のツイッターを更新。大阪府の吉村洋文知事が4日の会見で、『イソジン』などのうがい薬に含まれる成分「ポビドンヨード」で新型コロナ感染症の治療効果が期待できると確認したと発表したことに対して、「ああ、また町からうがい薬がなくなるぞ。転売ヤーが買い占めだ。」などとツイートした。
ああ、また町からうがい薬がなくなるぞ。転売ヤーが買い占めだ。久しぶりに「あるある大辞典」思い出した。
— ラサール石井 (@lasar141) August 4, 2020
吉村知事の発言をめぐっては、同会見の直後より、日本全国の街角のドラッグストア店頭から、『イソジン』など「ポビドンヨード」を含むうがい薬がすべて消え、品切れ状態となるなど大きな影響を及ぼしている。
ラサールは同日、続けて「戦争時代、徴兵検査の前日に大量の醤油飲んだ話を思い出した。」とツイート。先の大戦で徴兵を回避するために醤油を飲んでぶっ倒れた人がいたとする俗説を引き合いに出し、吉村知事の発言によって「イソジン」などを買い占める人々の「うがい薬」騒ぎを皮肉った。
戦争時代、徴兵検査の前日に大量の醤油飲んだ話を思い出した。 https://t.co/VlSfj9m4uD
— ラサール石井 (@lasar141) August 4, 2020
吉村知事が釈明ツイート
吉村知事の発言は、ネットのみならずドラッグストアの店頭でも大きな影響を及ぼしてしまったようだ。こうした事態を受け、吉村知事は自身のTwitter上で釈明のツイートを投稿。
誤解なきよう申し上げると、うがい薬でコロナ予防効果が認められるものではありません。重症化を防ぐ効果の検証はこれからです。判明したのは、唾液中のコロナウイルスを減少させ、唾液PCRの陰性化を加速させること。唾液PCR検査は毎朝うがい前。感染拡大防止への挑戦。 https://t.co/uqOZInb4ht
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) August 4, 2020
しかし、吉村知事のツイートには批判の声や今回の会見に対する疑問の声が殺到。予防効果が認められない時点で会見した意図を問う声も多い。また、マスク同様に転売ヤーによる高値のネット販売なども考えられるため、問題は拡大する可能性もある。この「うがい薬」騒動はしばらく収まりそうもない。
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
source: ラサール石井Twitter、吉村洋文(大阪府知事)Twitter
image by: 吉村洋文公式サイト