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副業も独立も意のままに。全ての働く人が身につけるべきメソッドとは

コロナ禍を例に出すまでもなく、不安が渦巻く世界の現状。このような世を前向きに生きるために、我々ができることはあるのでしょうか。今回のメルマガ『尾原のアフターデジタル時代のモチベーション革命』ではGoogle、マッキンゼー、リクルート、楽天の執行役員などを経て、現在はIT批評家として活躍されている尾原和啓さんが、人生から不安がなくなり、仕事の上でも頼られる人間になることができ、さらにモチベーションを持ち続けられることが可能になる「STAR」なるメソッドを紹介。さらには副業力をつける方法も惜しげなくレクチャーしています。

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【指名される存在になる】シンサラリーマンで最も大事な1つのメソッド

今日は『シン・サラリーマン』の著者、サラタメさんと以前対談した中で、実は一番大事なところを盛り上がりすぎて、対談中に解説するの忘れてたので、シン・サラリーマンの中の、一番大事な、シンの安定を作る、つまり、

  1. 人生から不安がなくなり
  2. 指名される存在。何者かになり
  3. モチベーションが湧き続ける魔法の質問

この3つを今日は説明していきたいと思います

たった一つのメソッド、STARとは

人生において、シンの安定、人生の不安をなくすっていうことと、指名される存在になる、何者かになるっていうことと、モチベーションが湧き続けるって実はね、たった一つのメソッドでできるんすよ。

これがSTARってやつなんですね。

要は何かっていうと、あらゆるものを、人から言われてやる存在ではなくて、自分で状況を分析して、自分で課題を設定して、自分で行動を工夫して結果が出たかどうかを検証する。

この頭文字を取って、STARっていうんですけども、これをやる人とやらない人ってのが、できる人とできない人の違いなんですよね。

特に大事なことって、STARのSから始まってるところなんですよね。仕事って、なんでモチベーションが湧かないし、なんで仕事ってやっててもこれで安定できるのかなって不安になるし、最終的に自分が指名される存在にならないかっていうと、単純に言っちゃうと、「誰でもできる仕事をただ請け負ってるだけの人」っていうのが、部品になって、取り替え可能になるので、自分の安定がなくなるし、人から言われたことをただやらされてるだけだから、モチベーションも高くならないし、さらに言うと、誰でもできることをずっとやっていれば、それは〇〇部署の人にやってもらってるって話でだけで、尾原にお願いするって話にならないですね。

それを変えていくためには、どこから変えるかっていうと、一番大事なSのシチュエーションの分析から入るってことなんですよね。

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つまり、上司だったりクライアントから言われたことっていうのを、「こういうことをやってほしいんだけど」って行動で命令されることだったりとか、「こういう課題考えてるんだけどさ」っていう風に言われたとしても、それは他人から言われたものですよね。

でも本当は、この課題の裏側にある状況っていうのを、自分なりに分析して、他に課題などが見つかれば、その課題があることを上司やクライアントに提案することで、「おっ」となるわけですよね。

それは発注する側からすると、こいつはやっぱり、自分なりに場を考えて、自分でできる課題っていうものを再定義できるんだなっていうふうになる。そうすると、他の人ではできない仕事というものが、生まれてくるし、何よりも、自分で状況を分析して、課題を設定すると自分事になるんですね。

モチベーションが湧くか湧かないかっていうのは、二つだけなんすよ。それは何かって、自分で課題を発見したか、自分で課題に対する解決の方法というものを設定したかって、

要は他人から、やらされる課題をやらされる行動でやると、もう完全に他の人に言われたことになっちゃうから、モチベーションが湧かないんですけど、自分で状況の中から課題を設定し、課題の中から行動を設定すると、この二つがあれば、モチベーションが湧き続けるんですよね。

何よりも、そうやって動いていると、あの人は常に自分で状況を分析し、自分なりに課題を設定し、行動を設定する人だし、その行動が失敗だとしても、ちゃんと結果を振り返って、もう一度検証をするから、あらゆることから学んで、次に繋げる人だ。っていう風に評価されると、だんだん〇〇部の社員さんではなく、何者かになるってことなんですよね。

だから、このSTARっていうのは、本当に大事な究極の質問で、自分が何かを人から頼まれたときに、常に行動で頼まれたり、課題で頼まれても、状況まで戻って、本当にこの問題っていうものは、どこから立ち上がってて、何を解決すべきなんだろう。だとしたら、解決すべきこの状況の中で、一番の課題は何なんだろう。じゃあそれに対して、行動は何が一番いいんだろう。そこから振り返って、きちんと学んでいくってこと。

っていう、Situiation・Task・Action・Resultっていう、STARをものすごく意識するっていうことが大事で、それは『シン・サラリーマン』の中で話している、必ずしも、独立をするための、副業のためのサラリーマンとしての基礎体力としても大事なことだし、このSTARを身につけておけば、副業であれ、独立であれ、自分としての答えというものを、出し続けるということになるので、これをぜひ意識してほしいんですよね。

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ディレクター型のススメ

それ以外にサラタメさんの『シン・サラリーマ』に関していえば、本当にね、サラタメさんが300冊のビジネス書を読んで、分析した、本当にサラリーマンとして、どういうところに悩むのか、特に転職みたいなところを、どういうふうにやっていくのか、みたいなステップの話もあるんですけれども、多分一番はこれで。

副業力ってのは、どうしてもやっぱり僕ら、インフルエンサー型っていうものを、目指しちゃうんだけれども、実はインフルエンサー型以外に、副業として人から指名される仕事ってディレクター型もあるよ。

仕事ってものを独立してやってくときに、全体の仕事をわかる人に任せれば、いろんな人に分担して、きちんとやりきってくれるよね。わかりやすく言うと、西野さんは個人でもやるディレクターでもあるんですけど、西野さんはインフルエンサー型の方に特化していて、このディレクター型っていうのは田村さんですよね。

そうなったときに、ついつい僕らは副業力って考えると、インフルエンサー型を目指しちゃうんだけど、実はディレクター型の方が万人に開かれたやり方でもあるし、あともっといいのが、インフルエンサー型をやるにしても、自分が何が物知りで、インフルエンサーっていうのに飛ぶ間に、「営業」っていうのを間に置いてるところがすごいんですよね。

結局、やっぱ人に伝えるっていう仕事だったり、その人が言ってるものが欲しくなるっていうのは、何かっていうと、インフルエンスのために営業っていうスキルが、インフルエンサーにとっては、とても大事なことなんだよ。っていうところのこの3ステップであったりとか、

あとディレクター型がもっとわかりやすいでしょうね。副業として、まずはお手伝いでやってみようよ。で、お手伝いをやっているうちに職人として、プレーヤーとしてあの人に任せればやりきってくれるよね。ってなって、プレーヤーとしてやりきってくれるから、その人にお願いをして、まとめて、自分が動かなくても、最後ディレクションのところをきっちりやってくれるよね。って

このお手伝い→職人→ディレクターってステップ。こういうとこ含めて、本当に実践的に、誰もが歩みやすいステップっていう風にね、まとめてくれているので、ぜひサラタメさんのシン・サラリーマン対談を見ていただければですし、本を買っていただければですし、

何よりも、このSTARですね、これをぜひ意識してみて、いただいたらいいかと思います。

というわけで、繋がる時代の未来を楽しみましょう。

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シン・サラリーマン

 

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image by: Shutterstock.com

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IT批評家、藤原投資顧問 書生 1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。 マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタート。 NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援を経て、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業立ち上げに従事。 経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。 現職は14職目。シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。

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【著者】 尾原和啓 【月額】 ¥550/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 月・木曜日 発行予定

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