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タダの人になりたくない。岸田内閣「使い捨て」を目論む勢力の正体

倍増する防衛費の一部財源を、増税により賄うとした岸田首相。最新の各社世論調査では最低支持率の更新が相次ぐなど、内閣に対する国民の反発は大きなものとなっています。このような現状について、「岸田内閣は“使い捨て”というムードも漂ってきた」とするのは、米国在住作家の冷泉彰彦さん。冷泉さんはメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、誰が現政権の使い捨てを目論んでいるのかを解説するとともに、少数の例外を除き我が国の歴代首相がそのような扱いを受ける根本原因を考察した上で、2つの解決策を提示しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2022年12月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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岸田氏はフジサンケイですら支持率37%。総理大臣は使い捨てで良いのか?

12月8日、岸田首相総理は防衛費の倍増のための財源として約1兆円を増税で調達するための検討を進めるなどと言い出しました。ただでさえ、宗教団体の問題で支持率が超低空飛行となっている政権ですが、更に厳しい状況と言えます。

もっとも、支持層の岩盤まで掘られてしまうと、それ以上は下がりませんから、居直って政権運営をしているという感じもありますが、それでも、異常な事態です。

驚いたのは、保守系のフジサンケイGである、FNNの世論調査です。調査は12月17・18日の両日実施ということですから、最新です。その結果、

岸田内閣を「支持する」は、11月より1.6ポイント減って、37.0%、「支持しない」は57.5%

岸田首相は、防衛費を大幅に増額する方針を決めたが、これを「評価する」は45.8%、「評価しない」は48.3%で評価が分かれた。

一方、防衛費増額のための増税を決めたことを「評価する」は25.6%で、「評価しない」が69.5%だった。

旧統一教会をめぐる問題では、岸田首相の対応を「評価する」は35.2%で、「評価しない」が54.3%だった。

フジサンケイですから、故安倍晋三氏の「防衛費増額は国債でオッケー」という「遺言?」が念頭にあるとか、複雑な事情もあるのかもしれません。ですが、支持率の37%はかなり厳しいですし、防衛費増税への反対が70%というのは、かなりショッキングです。

こうなると、菅政権の汚染水問題での判断と同じように、内閣と引き換えに政策を通す、つまり岸田内閣は「使い捨て」というムードも漂ってきました。

では、岸田内閣を「使い捨て」にするような「誰か絶対的に偉い人」というのが具体的な人物としているのかというと、いないわけです。2F氏でもないし、麻生さんでもないし、参院自民党がそこまで偉いわけでもありません。

漠然とした党の組織というものがあり、今は「4月の地方選で負けるとタダの人になるのでイヤ」というムードが地方に強かったりして、そうしたムードの全体が「キングメーカー的な権力」を漠然と形成して、内閣を「使い捨て」にしようとしている、そんな感じです。

つまり国策とか国家意思というものも、実は漠然としていて非常に曖昧なのかもしれません。これは、防衛装備が充実しているとかしないとか、言う以前のかなり怖い状況です。

日本の場合は、負ける戦争を選択して国民を極限的な苦痛に追い詰めた経験から、政府に権限を与えると自分の生命が脅かされるという感覚が長く続きました。そこに多少の真理はあるにしても、やはり現在の「国家の意思が内閣を使い捨てにしている」状況というのは異様です。タコが自分の足を食べているうちに、全てが無になってしまうようなアナーキーなナンセンスを感じるからです。

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問題は、やはり総理のコミュ力だと思います。総理になるためには密室で派閥の合従連衡を勝ち取れればいいのですが、総理になった途端に「国策を決断し、国民に説明する」という全く違うスキルを試されるのです。

サッカーで言えば、選手でもないトレーナーさんとか、データスタッフなどに、突然「W杯の本番でPK打ってくれ」と頼むような話です。あるいは、野球の場合で言えば、「ビールいかがスカ」とか言ってスタンドでビールを打っているバイトの人に、一軍戦の打席に立って佐々木朗希投手と勝負しろとか、そのぐらいの「無理ゲー」ではないかと思うのです。

総理になるまでは「例の件は、あの線でよろしく」とか「オタクとの温度差はまあ置いておいて」などといった、曖昧話法でノラクラノラクラやっていた政治家が、総理になったらマイクの前に立って「国民の皆さん」とやれ、これは大変です。だって、全くスキルが無いわけですから。

この問題を何とかするのは、そんなに難しい話ではありません。2つやればいいだけです。

1つは党議拘束を外すのです。そうすれば、一つ一つの法案について、議員は選挙区の有権者と対話して、賛否を決めなくてはなりません。そこで民意を裏切ったら、次の選挙では落ちるからです。今の日本の政治はその緊張感がないので、派閥のボスから総理になっても、有権者と真摯に向き合えないので
す。

もう1つは、予備選をしっかり全国巡業でやるのです。一方的な演説をして駆け回るのではなく、市町村レベルでの対話集会をTVガチンコ生中継を入れたり、ネット中継しながら延々とやるのです。そうすれば政治家は否が応でも鍛えられるし、そうした長い地方巡業で勝ち残った時点ではかなりのスキルが付くはずです。

この2つをやらず、とにかく政治は「例の件よろしく」で権力行使してきた人物をいきなり国民と対話させるというのは、とにかく無理があります。昔の政治家は立派で、今はだめとか言う議論もありますが、佐藤栄作も、福田赳夫も、大平、鈴木、中曽根、竹下、宮沢、細川、村山、橋本…みんなこの点ではかなりいい加減でした。

世論との対話力というスキルでは、角栄とか小泉純一郎はあったかもしれませんが、彼らの場合は政策の総論は立派でしたが中身のない部分を言葉で埋めていた感じがあります。それはそれとして、この2人のコミュ力は確かなものがありました。もう一人、例外は亡くなった安倍晋三で、原籍右派で、コミュ力は天然で、結果は中道実務(但し守旧派)という不思議な人でしたが、本当に過去50年で、この3人以外は全くダメでした。

とにかく制度が人を育てるようにしないとダメです。党議拘束解除、全国巡業での予備選、この2つを強く推奨します。

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東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは第1~第4火曜日配信。

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