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Beautiful woman waking up in her bed in the bedroom, she is stretching and smiling

朝起きた時「なんだか憂鬱」と「すっきり!」の日は、いったい何が違う?

朝起きた時に「気分がいい時」と「憂鬱な時」、この違いはどこで起こるのでしょうか。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では、その原因について菊原さんが気づいたことについて紹介しています。(この記事は音声でもお聞きいただけます。

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朝起きて「気分がいい」「なんだか憂鬱」この違いの原因を考えて気づいたこと

朝起きて少し活動した時に「今日はなんだか気分がいいぞ」と思うことがある。そんな日は気持ちがいい。仕事もはかどるし、疲れもない。充実した1日が過ごせる。

その逆に「今日はなぜか気持ちが上がらない」と思うこともある。こんな日は憂鬱になる。仕事は進まないし、すぐに疲れてしまう。モヤっとした気持ちの悪い1日になる。

この違いは何なのだろうか?長い間、原因が何なのかずっと考えていた。

ある時、気が付いたことがある。それは物事に関して“どの部分にフォーカスしているか”が重要ということ。

今の状況が“何の問題もなく100%いい事ばかり”というケースはまずない。いいこともあるが、何かしら「これは困るよな」もしくは「これを何とかしたい」といった問題を抱えている。

これは仕事に限ったことではない。仮に仕事では100%上手くいっていたとする。しかし、それ以外はどうだろうか?

・ちょっと腰が痛い
・手首を痛めている
・血圧が上がってきた

などなど。こういった健康系のことも心配の原因になる。40代、50代になれば自然に増えるもの。これも気になることだ。

またプライベートでは

・家族との関係が良くない
・友達と疎遠になってきた
・嫌いな人が気になって仕方がない

などなど。こちらの問題もかなり影響がある。人によって健康の問題以上に気になるかもしれない。

仕事をしていて、突然「あぁ、これ問題だよな」と考えてしまう。些細なことだとしても、一気にネガティブに傾く。これは怖いこと。さっきまでのいい気分が台無しになる。

こうなると悪いものを引き寄せる。どんどん気持ちは沈んでくるもの。これが悪い日になる原因だった。

その逆もある。何に気なしに「これはうまく行っているな」と考えたとする。すると一気にポジティブに。気持ちが楽になり、テンションも上がってくる。些細なことがきっかけで、一気にいい日になるともよくある。

同じ状況でも“どこに焦点を当てるか”で見え方が変わる。1日を過ごす上で非常に重要なこと。

気分が下がってきたと感じたら、意識的に「いい部分に目を向けよう」と思うようにする。そして気分に一気に切り替える。できる人は自然にこれをやっている。だからこそ最高のパフォーマンスを発揮して結果を出す。ぜひ今日からやって頂きたい。

これは自信についても同じことが言える。どんなに自信満々の人も「これは苦手だ」という部分がある。全知全能は神であって、生身の人間ではまず存在しない。

すごいトップ営業スタッフであっても“できないことや足りない部分”はあるもの。しかし、こういった人たちはできないことではなく“自分の持っているもの”にフォーカスしている。だから気持ちも上がってくる。結果的に自信があるように見える。また自分を盛り上げるのも上手い。一つ何かをこなすたびに「よっし、やったぞ」と自分を鼓舞していく。こうしていい結果を呼び寄せている。

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苦戦している人は“自分が持っていないもの、できないこと”に目を向けてしまう。無意識かもしれないが。こうなると気分は下がっていく。そのまま放置すればさらに苦しい状況に。こうなれば結果は出ず、自信を失うことになる。

悪い部分にフォーカス
  ↓
気分が下がる
  ↓
結果が出ない
  ↓
自信がなくなる
  ↓
悪い部分にフォーカス

といったネガティブループに入ってしまう。ここからなんとかして抜け出す必要がある。そんな時は意識的に

・自分が持っているもの
・確実にできること
・すでにできていること

にフォーカスする。繰り返すが、これは大きなことでなくていい。

・昨日より仕事の精度が1ミリ上がった
・面倒な仕事をやり終えた
・やることリストの仕事を1つやった

などなど。どんな些細なことでもいい。

私であれば朝ブログを書く。書き終わった時に「よっし、これができたぞ」と思うようにする。心の中で思うこともあれば、「よっし!」と実際に声を出すこともある。

些細なことでも一工夫で“満ち足りた気持ち”になれるもの。これを続けると気持ちが上がる。そしてこれが積み重なり、自信の元となっていく。

これをうっかり忘れて「あぁ、今日あの仕事があったな」とネガティブなことを考えたらどうだろう。自分を盛り上げるチャンスを失うことになる。これを逃すのはなんとも悔しい。

“何かをやったら自分を鼓舞する”といったことを習慣化する。これを続けていけば自信が満ち溢れてくる。そのうちにまわりから「なんか最近、雰囲気変わってきたね」と言われるようになるだろう。こうなれば既に結果が出ているか、もしくは結果が出る寸前まで来ていることになる。

自分にいい言葉をかけて盛り上げていく。いい気分で仕事をして、いい結果を出して頂きたい。

【今日の課題】

・意識的にいい部分にフォーカスする
・一つ仕事を終えたら自分を褒めて鼓舞する

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image by: Shutterstock.com

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群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

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【著者】 菊原智明 【月額】 ¥770/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 金曜日 発行予定

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