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なぜ、仕事が速い人は失敗しても“すぐ”気持ちを切り替えられるのか?

あなたが仕事で失敗をした時、気持ちの切り替えは早いほうでしょうか? 今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんは「仕事が速い人は失敗しても引きずらない」と語っています。どうすれば切り替えを早くできるのか? 方法を解説します。(この記事は音声でもお聞きいただけます。

失敗したくないと、最初の一歩が踏み出せないあなたへの対処法

もし、あなたが仕事で失敗をしたとします。そのとき、気持ちの切り替えは早いですか?仕事が速い人は、失敗しても引きずりません。習慣的に切り替えが早いのです。

では、一体どのように考えて、気持ちを切り替えているのでしょうか。

自分の仕事に自信が持てず、なかなか行動できない人がいます。「失敗したらどうしよう」「売れなかったらどうしよう」「契約できなかったらどうしよう」ついネガティブなことが頭をよぎり、行動することができなくなる。

一方、仕事が速い人は、悩む前に行動してしまいます。武器は走りながら拾う、動きながら考えるのです。そして失敗してもあまり落ち込まないし、引きずらない。切り替えが早い。

そもそも仕事なんて、失敗して当たり前。失敗は次に活かす成果。そう考える習慣を持っています。

そんなことを言っても、急にそんなに強いメンタルになんてなれないもの。そんなときは、目標を切り替えてみてはいかがでしょうか。

「成約が取れるかどうか不安で動けない」という人は、成約率ではなく、回数を目標に変えてみてみる。1ヵ月に5件の成約を取るではなく、午前中に30本の電話セールスをかけることなら、ある意味ルーティンワークです。

あるいは、週に50件の顧客訪問を目標にしてみる。数が目標になるので、自分の頑張りしだいで達成することができます。不安で動けない人でも、とにかく行動することができます。

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業界の成約率を調べておく

また、自分の業界の成約率を調べておくのも良いでしょう。平均値を知ることで、必要以上に不安がらずに済むようになります。

仮に100社訪問して、8社から契約が取れればすごい確率の業界だとすれば、100社訪問して90社から断られても、落ち込むどころか、10社も成約できて凄いと思えます。

少なくとも、自分の業界の商品が、どれくらいの成約率か調べておく必要があります。ここまでしか売れない商品なのに上司がそれ以上売れということも、その商品としては十分な成果を出しているのに、落ち込むのもお互い疲れるし、不幸になるだけです。

もちろん平均の成約率に20%増の売上目標を設定するなど、会社のビジョン考えて、目標値を高くする必要はあります。しかし、平均の成約率も知らずに、あまりに無謀な計画を立てると、結果がでずに落ち込んでしまいます。

この商品はこれだけの平均成約率なので、これだけ売ろうという観点で個人もチームも、実現可能な目標を掲げることが必要なのです。

ヤクルトの村上選手が、仮に打率4割を打ち、その記者会見で「申し訳ございません。半分にも満たず6割も打てませんでした」と謝罪しませんよね?

プロの野球界で、4割を打つ事はとんでもなく凄いことを統計的に周りの人も認識しているからです。

基準を知っていれば、無駄に落ち込まずに済むし、腹も立ちません。

仕事が速い人は、力の入れところがわかっていて、不必要に落ち込まない習慣を持っています。

トランプを全部めくって、ハートが出るのは全体に25%。4種類のカードが13枚ずつ入っているのですから当たり前です。

すべてハートで埋め尽くしたい、せめて半分ハートをめくりたいとどれだけ気合を入れても、どれだけ頑張っても無理です。それ以下でも、それ以上でもありません。25%だからといって、悔しがる人はいないのに、仕事では悔しがってしまう。

行動を起こせない人は、先に頭で不安やリスクを考えてしまいがち。

・自分で管理できる目標から始めること
・業界の基準を調べること

このふたつをやるだけで、不安要素が払拭できます。そして、大切なことは、「失敗はするもの、して当たり前」と思っておくこと。

小さな一歩を積み重ねれば、いつのまにかメンタルも強くなり、仕事も速くなります。不安なことばかり考え、前に踏み出せなかった人は、やってみてください。

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image by: Shutterstock.com

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