MAG2 NEWS MENU

なぜ、あなたは自己否定を繰り返すのか?過剰な「承認欲求」に潜む落とし穴とは

SNSが普及し、誰もがスマホを持つようになった時代、「他人からの評価」に敏感になった人が増えたのではないでしょうか。しかしそれは、「人から認められない自分はダメ」という思考に陥る原因にもなります。 今回、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者である真井花さんは、そんな人々への処方箋として「小さくていいからハッピーやイイコトを見つける努力」を推奨しています。

イイトコ見つけて

さて、本日は全否定が好きな人たちのお話。

SNSでもちょっと相手のコメントを引用して「分かります」とか書き込むと、プチバズ状態になるとかならないとか。いや、それ全然分かってなさそうなのにね。時代は

・他者承認ラブ

なんでしょうか( ̄∇ ̄) そんなに認めてほしいなんて、みんな心が乾いているのかなあ。

過剰な他者承認欲求は、反転すると激しい自己否定になってしまうんじゃないんでしょうか

・認められない自分なんか全然ダメ…

みたいな。こういうこと言っているヒト、いますよね。

・部屋が汚くて全然片付けられない
・仕事でミスばかりする
・子供の食べ物の好き嫌いが多くて
・料理の繰り回しが出来なくてロスばっかり

…うん、そこまでなら、そこまでなら分かる。で、続いて

・私なんか全然ダメで

とか言うんですよ。この自信なさげなセリフを聞く度に感じるんです。

・どこが「全然」ダメなの?

です。片付けが苦手だったり事務作業がキライな人もいるでしょうが、棚拭きとアイロンがけがキライな人もいる(*゚∀゚*)んですよ。ソコが苦手だからといって

・それはその人の全部じゃない

ですよね。けど、言うんですよ。

・私なんか全然ダメで…

みたいに。

周囲の人たちに良いところがあるなら、同じ人間であるその人にも良いところがとーーーーーっぜんあるはずなのにソコは決して考慮しない。で、「全然」とか「いっつも」とか「ばかり」とか使うんですよ。それ、潜在意識に聞こえちゃってるよ。良くないよ。

で、不思議に思っていたんですよ。どうして部分否定を全否定に置き直すんだろう?って。

あのーーー…。

すごーーーーくキツいことを言うので、イヤなら読み飛ばしてくださいね。

多分全否定する方が

・カンタンでラクだから

じゃないでしょうか( ̄∇ ̄)

たくさんの中から良いところを見つけるには、よく観察して比較したり評価しないとできませんよね。要は、

・エネルギーが要る

んですよ。ところが、一括して(?)全部をまとめてしまえば一言でオシマイ。そんな理由?って感じですが。

なんか大事なことを語り始めてしまったわ。


ちょっとダメなだけで全否定しちゃうお話でしたね。

一部を全部に拡大しちゃうのは、ひょっとしたら

・カンタンでラクだから

じゃなかろうか?というとこでした。

カンタンだろうとラクだろうと、全否定の大ざっぱ思考では

・絶対幸せになれない

と断言できます。

だって、それって微差に鈍感だってことだもん。微差に鈍感だと、日常生活に転がりまくっている小さな幸せなんかじゃ

・幸せだと思えない

んだもん。幸せ受け止め感度が大ざっぱ過ぎて、毎日起こる小さな幸せを何もかも見過ごして

・あーあ、今日も一日イイコトなんかなかったな

って言っちゃうでしょ。私がそうだったからよく分かるんですよ( ̄∇ ̄)あのころの私に一時間くらい説教してやりたいわ。

さすがにそれじゃマズいと思って当時やってみたのが

・今日あったイイことを書き留める

でした。手帳でも日記でもアプリでもいいんですが、とにかく今日あったイイことをなにかひとつ書くんですよ。つまり、イイコトに注目しようと

・マトモにエネルギーを使った

わけです( ̄∇ ̄) ナンのひねりもない正攻法ですね♪

初めはホンッットに

・書けませんでした

ね。ほら、微差にドンカンだから、たっくさん転がってる幸せが目に入らなかったんですよ。

だんだん書けるようになっていくと、全部をまとめて否定できなくなりました。だって全部じゃないから。確かにイイことは起こっていたんですよ。

まとめて全否定してばかりなら、小さくていいからハッピーやイイコトを見つける努力をしてみてくださいね。だんだん雑でネガティブな思考から抜け出せますよ。

image by: Shutterstock.com

真井花(まないはな)この著者の記事一覧

食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 システマティックな「ま、いっか」家事術 』

【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け