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“あいつは薬をやっている”高岡蒼佑が告発した小栗旬の姑息な「裏の顔」は本当か?

俳優で自身が所属する芸能事務所『トライストーン・エンタテイメント』の社長に就任した小栗旬さんに対して、元俳優で格闘家の高岡蒼佑さんが“告発”をしていることが話題になっています。これに、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは「高岡氏の一方的な話」とした上で、自身が感じたことを語っています。

あらぬ“疑い”を吹聴して回り…高岡蒼佑が暴露した小栗旬の「もう一つの顔」

高岡蒼佑氏の“告発”が話題になっています。

所属事務所の社長に就任、役者との2足のわらじに覚悟を決めた小栗旬に対してです。

昨年6月に大阪で行われた、高岡氏が出場した格闘技イベントには小栗から祝花も届き、ある媒体では“親友”とも報じられた2人の突然の告発に驚きを隠せません。

10代の頃から上手に付き合っていたと思われていた高岡氏と小栗…実は全然、全く違う間柄だったようなのです。

高岡氏が『女性セブン』の取材に答えています。

「言わない美学などと言われますが、ドロドロの物を墓まで持っていくのも良いのですが、自分にはその考えはなく、ドロッとしたものと墓に一緒には入れないなという考えだから…」

高岡氏は2020年8月に役者業を電撃引退しましたが、芸能記者の間ではその原因は2011年12月に発覚した当時高岡氏の妻であった宮崎あおいの“不倫温泉旅行”を、不倫相手の岡田准一へ度重なる挑発をしたことが自らの首を絞める形になったのでは…と推測されていました。

「旦那が海外に行っている最中に人妻に手を出す不倫男もいる。闇。これが芸能界」

名指しこそしていませんでしたが、このツイートでジャニーズ事務所に忖度した芸能界諸々の関係先が高岡氏を一斉に表舞台から引きずり降ろした…なんて噂も蔓延していました。

ところがです。

今回の告発は仕事もプライベートも充実し邁進する小栗の“知られざるもうひとつの顔”だったのです。

『花より男子~』『花ざかりの君たちへ~』等で役者として大ブレイクし、着実にその存在感を大きくしてきた小栗が、『東京DOGS』『獣医ドリトル』辺りのキャスティングの現場で、制作陣関係者に高岡氏の“あらぬ黒い疑い”を吹聴して回っていた…と高岡氏は告発しています。

“あいつは薬をやっている”

“あいつは反社のメンバーだ”…と。

エンタメ界では度々耳にする、極めて姑息な手段を小栗がしていたというのです。

高岡氏が役者として最も多忙だった2009年頃を境に急激に仕事量が減ったのは、小栗のこの自分に対する悪評が原因だと主張しています。

私が今回この告発騒動で見逃せなかったのは、小栗がしばらく“お気に入り”だった三浦春馬さんとの関係を高岡氏が話したことでした。

「役者仲間が口を聞いてくれなくなった」と話していた三浦春馬

2020年7月の悲しい出来事に、高岡氏が言うには「お前が面倒見てたんじゃないの?」と小栗に連絡すると「前話してた時は元気そうになったんだけどねぇ」と返された小栗の“他人事感”に「春馬が、人たらしの旬にがっかりした氣持ちがよくわかる」と告発したのです。

三浦さんが悲しい人生の結末を選んでしまう少し前、行きつけの飲食店スタッフに“友人たちが口をきいてくれなくなった…”と、それまで仲良くしていた役者仲間が突然手のひらを返したように三浦さんと付き合いを避けていったという、愚痴ともとれる寂しい言葉を残していたのを、私は取材をして聞いています。

今回の高岡氏が言う“他人事感”、「散々良い時は連れ回してたのに、また次売れそうな後輩が出てくるとそこをロックオン~そうする事によって人脈のループができる」という小栗に、三浦さんが晩年毎夜毎夜揺れ動いていた姿が妙に生々しく重複してしまいます。

高岡氏も同じ疎外感で、21歳の頃に同じ人生の選択を選ぼうとした事もあるようですから、当事者にしかわからない言葉の持つ意味は大きく深いと思うのです。

何事でもそうでしょうが、私は両者の言い分を同時に、同じ位聞いたわけではありません。今のところ今回の告発は高岡氏の一方的な話に他なりません。

この告発に小栗社長はどうしていくのでしょうね。

不倫を認めた広末涼子や、久しぶりに姿を晒し何かを仕掛けてくる予兆を感じさせる沢尻エリカ等、芸能ニュースは話題に事欠きませんが、完全スルーなのか、綾野剛が東谷和義容疑者にしたように弁護士をたてて告訴するのか…気になります。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:厚生労働省, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

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