幸せを奪う人というのは存在します。そして、 それは私たちにも悪影響を及ぼす可能性があるのです。“青森の神様”と呼ばれ、ベストセラーを数多く世に送り出している作家の木村藤子さんは、今回のメルマガ『“青森の神様 木村藤子” あなたに幸福をもたらすメールマガジン』で、そのような幸せを奪う人に出会ってしまった際の付き合い方について語っています。
幸せを奪う人との付き合い方
幸せを奪う人との接触は、私たちの生活に悪影響を及ぼすことがあります。
彼らはネガティブなエネルギーを持ち込み、他人にストレスや不安を引き起こすことがあります。しかし、彼らとの適切な付き合い方を知り、自己保護と健全な関係の構築を学ぶことができれば、彼らに惑わされることなく幸せな人生を維持することができます。今回は、「幸せを奪う人」との付き合い方について詳しく解説します。
【幸せを奪う人とは?】
「幸せを奪う人」という言葉は、他人のエネルギーやポジティブな感情を消耗させる人々を指します。みなさんの周囲にも、ひとりやふたりは存在するのではないでしょうか?彼らはさまざまな形で現れ、以下の特徴が見られることがあります。
1.ネガティブな影響力
幸せを奪う人はしばしばネガティブで、不機嫌であることが多く、その影響力が周囲に広がります。
2.助けを求め続ける
彼らは問題や不幸な出来事を継続的に保持し続け、周囲に助けを求め続けることがあり、他人のエネルギーを消耗させます。
3.感謝の欠如
幸せを奪う人は、他人の助けを求めるわりにその支援や善意に感謝することが少なく、逆に不平不満を言うことが多いです。
4.ドラマを作り出す
彼らはしばしばドラマを作り出し、不必要な対立やトラブルを引き起こします。
この記事の著者・木村藤子さんのメルマガ
【幸せを奪う人との付き合い方】
幸せを奪う人との付き合い方は、自己保護と健全な関係の構築を両立させるために重要です。以下は、そのための具体的なアプローチです。
1.自己保護
・限定的な接触
まずは、幸せを奪う人との物理的な接触を制限することが重要です。必要以上に彼らと時間を過ごさないようにしましょう。彼らから誘いがきても、きっぱり断ることが大切です。
・ネガティブな感情への対処
幸せを奪う人のネガティブな感情に巻き込まれないように心がけましょう。彼らの不機嫌さや怒りに巻き込まれることで、自身の幸福が損なわれることがあります。彼らの発言を感情的に受け止めるのではなく、一歩引いた立場で「ただ聞きます」。その発言に対して思考せず、「また言ってる」程度に留めるだけにします。
・感情的な境界を設定
彼らが感情的に侵入してこないように、自分の感情的な境界を設定しましょう。彼らのネガティブなエネルギーを受け入れないことが大切です。「ここからはもう無理」というところまで侵入してきそうになったら、そっとその場を立ち去ることも時には必要です。
2.健全な関係の構築
・コミュニケーション
幸せを奪う人との関係を改善するために、オープンで建設的なコミュニケーションを試みましょう。彼らの感情やニーズを理解し、協力し合う姿勢を示すことが重要です。あちらからアプローチされるより、逆に能動的にあなたのほうからコミュニケーションを取ることで、相手もポジティブになる場合もあります。
・感謝とサポート
彼らがポジティブな変化を求める意志を示す場合はサポートを提供しましょう。彼らが良い方向に向かうことを助けることができます。
・自己評価
彼らは自己評価が低いことが特徴です。自己評価を高めることは、彼ら自身が自分を価値ある存在として見ることを助けることができます。ポジティブな自己イメージを育む手助けを提供しましょう。
【結論】
幸せを奪う人との付き合い方は、自己保護と健全な関係の構築を両立させるために知識とスキルが必要です。これらの人々との関係を改善し、ポジティブな影響を最大化し、ネガティブな影響を最小限に抑えることが、より幸せな人生を築くための一歩となります。自己保護と同時に、彼らに対する理解とサポートを提供することで、健全な関係を構築することが可能です。
(メルマガ『“青森の神様 木村藤子” あなたに幸福をもたらすメールマガジン』2023年9月22号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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