タレント、司会者、ラジオパーソナリティ、YouTuberなど多方面で活躍する田村淳さんがプロデュースする、新ビジネスコミュニティメディア「XU(クロスユー) – X innovation empowers U」。
その「XU」と、福岡を拠点にするFMラジオ局「CROSS FM(クロスエフエム)」、そして日本初・国内最大級のメールマガジン配信プラットフォーム「まぐまぐ!」の3メディアが、それぞれの強みを活かしたクロスメディア展開プロジェクトが、2025年9月9日より開始されました。
本記事では、「XU」を運営する株式会社HI-NEXUの代表取締役 今井豪さんに、なぜ今回XUを立ち上げようと思ったのか、その熱き思いとメディア立ち上げの裏側をお伺いします。
田村淳さんとの出会いと、番組づくりで共有した思い
今井豪さん(写真の左から2番目)
プロフィール
今井 豪(株式会社HI-NEXU 代表取締役CEO)
テレビ東京で『いくぞニッポン!こども経済TV』『田村淳のBusinessBasic』『田村淳が豊島区池袋/池袋イノベーション』などの企画・制作に携わったのち、2025年1月にHI-NEXUを設立。
──XU(クロスユー)はどのようなメディアとしてスタートされたのでしょうか?
今井豪氏(以後、今井):XU(クロスユー)は、従来の枠に収まりきらない“未来をつくる人たち”が交わるための、メディア、そしてコミュニティとしてスタートしました。
経済ニュースをただ伝えるのではなく、企業も研究者も学生も自治体もクリエイターも、そしてスタートアップも大企業も、立場の違いを越えて交差し、まだ名前のついていない価値が生まれていくことを目指しています。
企画・総合プロデュースを務める田村淳さんとともXUを立ち上げました。また「ガイアの夜明け」などさまざまなドキュメンタリー制作に携わるネクステップの取締役石川剛さんを番組プロデューサーに迎えました。
おふたりとも、私の前職(テレビ東京)時代から長きにわたって、多様なインキュベーション番組を通じて、現場で生まれる変化の瞬間をともに見つめ、社会へ伝えてきた大切な存在です。
今井さん(写真中央)
──XUは、一見、既存の経済対談番組と同じような体裁で始まったようにも見受けますが、実際は違うということですね?
今井:はい。もちろんさまざまな対談から始めたXUは“よくある経済対談番組”のように見えるかもしれませんが、実際のXUはここから少しづつ本質的なものを伝え始めます。
むしろ、ここから一気に新しいコンテクストが立ち上がっていく段階なんです。その核になるのが、コミュニティ、現場、そして新たなビジネスを生み出す仕組みです。
XUは、ただ話すだけの番組ではなく、ここから“生まれていくプロジェクトそのもの”を追いかけるドキュメンタリーが始まっていきます。出演者同士の対談を見ても、もうすでにその萌芽が感じられるはずです。
番組は、語り合う場で終わらず、動き出し、つながり合い、実際のインキュベーションへと変わっていく。そのプロセスを可視化し、共有していくのがXUなんです。
──大企業の新規事業支援なのか、スタートアップの支援なのか、次世代育成なのか…立ち位置はどこにあるのでしょう?
今井:一言でどれかに当てはめるのは、実は難しいんです。
というのも、XUが支援しているのは「大企業の新規事業だけ」とか「スタートアップだけ」とか「若い世代だけ」という単線的なものではなく、もっと広くて、もっと混ざり合った領域だからです。それがXU、(X innovation empowers U=クロスイノベーションがあなたの背中を押す!)という名前の由来ですね。
大企業が持つ実行力や蓄積、町工場の確かな技術、大学や研究者が持つ未発掘の知、スタートアップの突破力、そして若い世代ならではの想像力。こうした異なる世界のエネルギーが混ざり合う瞬間こそ、新しい価値が生まれます。
XUはその“混ざり合うプロセス”そのものを支援し、可視化し、未来につなげることを大切にしているメディアなんです。
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──既存の経済メディアとの一番の違いは何だと思いますか?
今井:既存の経済メディア(テレビなどのマスメディア・昨今の配信メディア)は本当に優れています。多くの視聴者がその信頼性から“情報を得る”や“議論を形成する”ことを可能にし、その知を高めてくれ、強く刺さります。
私たちXUは、未来を実際に動かすのは、視聴して理解するだけでも、議論の質を深めていくだけではなく、その先にある「行動し、」を追いかけ、実際に事業を生み出すところまで追求していくメディアでありたいと思っています。
XUの核となるターゲットは、大きく 「実行層」 と 「挑戦層」 の2つがあると思っています。
実行層 というのは、動かす力を持っている人たちです。たとえば、スタートアップの創業者や起業準備中の人、中小企業の社長、企業のイントレプレナーや経営層・人事、そして自治体でイノベーションを推進している担当者など、規模に関係なく “決めて動ける” 人たちのことです。
一方で 挑戦層 は、まだ燻ってるけど、火がつけば一気に走り出す人たち。大学生や若手社会人、副業に挑む大企業人材、50代で再チャレンジする人、地域で何か始めようとしているローカルプレナー、そして埋もれている大学研究のシーズまで含みます。
つまり、動かせる人(実行層) と、これから跳ねる可能性を持つ人(挑戦層)。
この両方が交わることで、新しい挑戦や事業が生まれていく、という考え方です。
XUは、この“実行層”や“挑戦層”と直接つながる、数少ないメディアになることを目指しています。ニュースを届けるのではなく、「これから何を起こすのか」を共に決めるような場をつくる。そこが決定的に違う点だと感じています。
──XUが大切にしている“静かな熱量”とはどういう意味なのでしょう?
今井:自分の現場を変えよう、社会を前に進めようと静かに挑戦し続けている人たちがいます。肩書きや知名度とは関係なく、未来を信じて行動している人たちですね。そういう方の背中には、言葉にしなくても伝わる温度があります。
XUは、その“静かだけど確かな熱”が生まれる瞬間を追いかけています。声を張り上げなくても世界を動かせる人たちの、その火種が、やがて大きな炎になると信じているからです。
──XUはなぜコミュニティづくりを重視しているのでしょうか?
今井:今の時代、一社だけ、一個人だけでは解決できない課題が増えています。だからこそ、企業と自治体、研究者と学生、さらには町工場──普段は交わらない世界の人たちが出会い、試し、失敗し、また挑戦する。そのプロセスが必要なんです。
XUは、そのプロセス全体を記録しながら、同時に“出会い”そのものが起こる場所をつくっています。未来をつくるためには、まず人が混ざる土壌が必要です。コミュニティはそのための基盤だと思っています。
──XUが設計している「集まる場」とはどのような場所ですか?
今井:場といってもひとつではありません。たとえば虎ノ門にあるスタジオ「江戸見坂森ビルX Weave Studio」は、ただ収録をするための場所ではなく、議論が生まれ、新しい企画が動き出すハブのような存在です。参加者同士が一気に加速するような体験が生まれます。「ここに来れば必ず誰かと何かが始まる」という空気をつくっていることです。
このことが、XUの最大の特徴「ビジネスコミュニティメディア」ということだと思っています。XUは、“何を起こすかを決める場所”であるということです。
──そうした場に人が集まることで、どんなコンテンツや価値が生まれるのでしょう?
今井:XUのコンテンツは、あらかじめ台本を作り込むようなタイプのものではありません。むしろ、対談を通じて、あるいはコミュニティを通じて、「現場で」偶然生まれた問いや、議論の流れ、誰かのひらめき、時にはぶつかり合いなど、予定調和ではない“リアルなプロセス”こそを大切にしています。
そのリアルさが行動につながったり、企業の新しい事業のヒントになったりします。だからこそ、現場で生まれた物語そのものがコンテンツになり、未来のプロトタイプにもなるんです。
──XUを特にどのような人に見てほしい、参加してほしいと考えていますか?
今井:挑戦したいけど踏み出す勇気が足りないと感じている人や、挑戦はしているけれど孤独さを抱えている人、自分の技術や研究がどこかで役に立つと信じている人、そして世界とつながりたいと思っている人たちです。
XUは、そうした方々が“自分の未来を自分でつくる”ための場所でありたいと考えています。単に視聴して終わるのではなく、一緒に動き、一緒に未来をつくっていける仲間を増やしたいと思っています。
──現在動いている具体的なプロジェクトについて教えてください。
今井:いま特に力を入れているのは、日本のものづくりを担う町工場の技術や大学の研究、大企業のアセット、そしてスタートアップのスピード感を、ひとつの土台として掛け合わせる取り組みです。
それらが噛み合うだけで、世界を大きく驚かせる事業は必ず生まれると感じています。すでに田村淳さんは、その「ものが生まれる現場」をご自身の目で確かめに、町工場や、新規のビジネス創造の現場に何度も足を運んでいます。
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また、環境危機や資源制約、ウェルビーイング、人口減少、AIとの共存など、いま世界が直面している大きなテーマにも正面から向き合っています。これらはビジネスの課題というより、人類が地球と共に再生していくプロセスだと考えています。
さらに、海外の都市やスタートアップとの共創や、現地でのイノベーション体験などを通じて、企業のグローバル市場挑戦も本気で支えていきます。つまり(みなさんが想像していないであろう国々です)海外と繋がって配信する準備に入っています。この3つに共通しているのは、まだどのメディアでも確かめられていない「現場の景色」だということです。
3つとも、さまざまな企業と協力しながら、「自分たちの未来は自分たちで創る」という動きを実際の事業へと落とし込んでいく構想が進行中です。
実は、既存の経済チャンネルなどの「勝ち筋」にはあてはまっていなんですよね。配信の再生数を上げていくアルゴリズムにはちっともはまりませんね。 だから挑戦でもあります。
──最後に、XUとして読者へ伝えたいメッセージはありますか?
今井:誰と出会い、どんな問いを持ち、どんな一歩を踏み出すかで未来はきっと変わっていくんじゃないかと思っています。XUは、その一歩を一緒に考え、挑戦の過程を記録し、それをまた次の挑戦につなげていく仲間づくりのきっかけでありたいと思っています。
まだ誰も見たことのない未来を、一緒につくる関心のある方はまずはぜひ「XU」を覗いてみて欲しいです。
Information
公式YouTubeチャンネル:経済動画メディア「XU(クロス・ユー)- X innovation empowers U」https://www.youtube.com/@X-Weavers
運営会社:株式会社HI-NEXU https://www.hi-nexu.co.jp/company-profile/
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image by: XU公式YouTubeチャンネル