アップル初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」の予約受付が始まり、発売前から大きな注目を集めています。『石川温の「スマホ業界新聞」』では、著者でスマホ/ケータイジャーナリストの石川温さんが、予約開始前に実施した準備や決済手段の工夫、容量選びによる納期への影響など、予約争奪戦の舞台裏を紹介します。
iPhone Duo予約開始も想像以上の死闘――いまから予約すると2027年1月下旬納品に
いよいよ10月23日に発売となるアップル初の折りたたみ「iPhone Duo」。昨日、10月16日21時から予約争奪戦が行われた。
世界一斉に予約が受け付けられたが、筆者に関しては、開始早々、スムーズに2台も予約できてしまった。
もともと生産できる台数が限られるだろうということで、かなりの争奪戦が起こることは予想された。予約がスタートして、モタモタしているとあっという間に納期が先延ばしになることが予想されるため、いかに完了まで突っ走るかが成功のカギとなりそうであった。
今回、アップルは10月13日に「予約の予約」を取っていた。あらかじめ、希望するカラー、容量、決済手段などを登録しておくことで、16日21時に円滑に予約が完了できるという仕組みを導入していたのだった。
自分がまず用意したのが2つのアップルIDだ。日本で普段から使っているものと、アメリカベースのアップルIDを準備。
決済手段は主にクレジットカードとApple Pay、ペイディが選べるようになっていた。
世界的に予約が集中するとApple Payのサーバーが混雑するかもという懸念があった。
クレジットカードも、VISAやマスターカードに殺到しそうという心配もある。
そこで、日本のアップルIDには「ダイナース」を登録しつつ、アメリカのIDには「Apple PayでVISAカード」という布陣にした。ちなみにダイナースにもあらかじめ「16日に60万近い決済をする」と高額購入申請をしておいた。
最近のクレジットカードはオンラインでの高額決済に厳しく、購入を止められることが多いからだ。
ただ、13日に「予約の予約」をしておくと、アップルではその場で100円の決済を通すようで、16日には余計なプロセスを経ずに決済が落ちるようにしているようであった。
今回、予約時にはガジェタッチの生配信番組に出演したのだが、共演者の2人は残念ながら予約には至らなかった。
一方、自分がスムーズに予約できたのは「1TB」という容量を選んでおいたからというのが大きかったかもしれない。
ガジェタッチでの番組アンケート機能で視聴者に「買うつもりの容量」を尋ねたところ、価格的に256GB、実用性で512GBに人気が集中。両者で87%近い割合となっていた。
一方、1TB、2TBはそれぞれ数%しかない状況であった。
自分は1TBを選んでいたため、すんなりと「23日の午前8時店頭受け取り」を勝ち取れたように思える。
また、実は15日にアメリカのアップルストアで、発表されたばかりの日本未発売製品である「HomeView」の予約を入れたため、サイトの購入遷移が頭に入っていたというのが勝因だったようにも感じる。
来週のメルマガではiPhone Duoの「ここだけの話」をお届けしたい。
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