株式の取引というとどのようなやり取りを思い浮かべるでしょうか?証券会社での対面売買は、最近は全世代で16%程度と減少しており、主な利用世代は60代以上です。そして、約75%がインターネット(スマートフォン含む)で株を取引しているというデータがあります。なかでも特に20~30代では、30%がスマートフォンを使ってトレードしています。
「ザラ場」と呼ばれる9時~11時半、12時半~15時の日本市場がオープンしている時間帯、一般的な会社員はまさに仕事のまっ最中です。専業投資家や特殊な仕事環境でない限り、たとえ仕事でPCの前に張り付いていても相場を自由に見たり、株を売買することはできません。
このように、ザラ場をほとんど仕事で見られない兼業トレーダーは、貴重な時間をどのようにやりくりしながらスマートフォンでトレードしているのでしょうか。今回は、「トレードステーション」を愛用するスマホトレーダーでもあるマネーボイス編集部Kの実態から4つの特徴的な習性をご紹介します。
増加するスマホトレーダー、リアルな実態を編集部Kの同僚が証言
その1:出勤準備中も出勤時間も、スマホから目が離せない!
証言1:自宅の方向が一緒の同僚Aさんは見た!
家が同じ方向なので時々通勤電車でKさんを見かけるんですけど、ものすごく集中してずっとスマホをのぞき込んでいるのでとても声をかけられる雰囲気ではありません。ずいぶん集中して読むくらいのマンガ好きなのかなって思っていました。
<その実態は…>
マンガを読むこともありますが、基本的にスマホで見ているのはトレードアプリです。朝8時に起床したら、まずは持ち株の気配をチェック。出勤準備をしながらも、スマホから目を離す暇はありません。昨晩のNY市場の動きなども考慮しながら、売買注文を入れていきます。
通勤電車の中はもちろん、乗り換えの待ち時間すらスマホから目が離せません…。9時に取引が始まってもまだ始業まで余裕があるならリアルタイムで取引できる貴重な時間!特に9時から10時は値動きが大きいので慣れた人ならデイトレも可能です。
生活に余裕があれば、会社近くのカフェなどにスタンバイして出勤時間ギリギリまで取引できるんですけどね。遅刻しないように気をつけないといけませんけど(笑)。
その2:トイレ行きすぎ!?同僚の目を気にしながらトイレへ駆け込む
Kさんは、ときどき異常な回数トイレに行く日があって…胃腸がものすごく弱いひとなのかなと思いました。胃腸が悪いんだったらオススメの漢方薬局を教えてあげようかなって思ってたんですけど…え、違うんですか?
<その実態は…>
大きな売買注文を入れた日などは、株価が気になって仕方がありません。そんなときは、オフィスのトイレがトレーディングルーム。たまのことなら、おなかの調子が悪いフリをしておけば、同僚に怪しまれることもないですからね。
とはいえ、毎日のようにお腹を壊している設定も無理があります。トイレの回数を周囲から指摘されることはないでしょうが、あまり回数が増えすぎないよう、大きな資金を入れすぎないことも大切ですね。
その3:ランチタイムは一人が基本!同僚と行っても会話はうわの空…
いつもひとりでランチに行くので「友達がいないのかな?」と思って誘ってみたんですよ。そしたらずーっとスマートフォンで株価をチェックしているんです。話しかけてもうわの空でしたね。かえって悪いことしたかなって思いましたよ。
<その実態は…>
ザラ場をほとんど見ることができない兼業トレーダーにとって、お昼休みは貴重なトレードタイムです。基本は全ての時間をフルに使えるよう、一人でひっそりとランチに出掛けます。前場までに出た新しいニュースを確認して、もともとチェックしていた銘柄や持ち株はもちろん、得意な材料であれば即売買注文を出すなど、やるべきことは盛りだくさんです。
しかし、誘われてしまったら断るわけにもいきません。そんな時には、いくら休み時間と言ってもあまりにもスマートフォンばかりに集中してしまうことのないよう注意しましょう。
その4:帰宅時間も、気になる銘柄やニュースをしっかりリサーチ
クライアントが上場企業だと、初めて仕事をするはずなのにものすごく先方の事業内容に詳しいんですよね。事前リサーチをものすごくしっかりしてくれるなって尊敬してました。時々、それ取材と関係あるの?っていう質問をするのは止めてほしいんですけどね…。
<その実態は…>
インサイダーにならない範疇のものに限って、業務上で得られる身近な情報は兼業投資家の特権!普段から少しでも企業の情報を収集できるようにアンテナを張り巡らせています。
帰宅中の電車ももちろん、大切なリサーチタイム!トレードアプリで監視銘柄の値動きを確認したり、場が引けてから出たニュースのチェックをしたりと、やるべきことは山ほどあります。このように、一日中スマートフォンを手放すことができない兼業投資家にとってスマートフォンのトレーディングアプリは欠かせないツールです。
今回は、多機能と名高いマネックス証券のトレードツール「トレードステーション」のスマホアプリの機能を徹底紹介!機能が多いPC版と違って基本的なトレード機能に特化したシンプルなつくりは初心者にぴったり。「これから投資をはじめてみたい」というひとにおすすめです。
※トレードステーションは利用契約締結から1年間は無条件で利用できます。それ以降は過去1年間に一度も取引がなく、かつ月末残高が30万円に満たない場合、利用できなくなりますのでご注意ください。
スマホ・タブレットで同時利用できる!トレステのスマホアプリ
トレードステーション・モバイルは、Android、iOSどちらにも対応するトレードステーションのスマートフォン版。直感的に操作できるため、マニュアルがなくても自由自在に使いこなすことができます。
リアルタイム株価情報、テクニカル分析、チャート描画、株式ランキングの他に、ニュース、銘柄リスト登録など多機能。もちろん口座状況、ポジション、注文状況もご覧いただけます。
<目的に合わせて銘柄を監視する「レーダースクリーン」>
マイリストには、1つのリストにつき35銘柄を登録できます。しかも、マイリストの数は無制限。たとえば「デイトレ用」「中長期用」など、自分の好きな分類で銘柄リストを自由に作成し、目的に合わせて銘柄の動向を監視できます。
現在値や買気配、売気配、当日高値/安値などの11項目のうち表示したいものだけを、自分の見やすい順番に簡単に並べ替えることが可能。リストごとに目的に合わせた設定をすることもできます。
また、「TOPIXcore30」の30銘柄は最初から登録されています。
<株関連の最新情報をいつでも入手できる「ニュース」機能>
四季報続報、時事通信、GI24、みんかぶが配信するニュースをリアルタイムで受信。銘柄/キーワードでフィルター設定することもできます。
確認したい銘柄のニュースだけを絞り込んだり、最新の情報だけをチェックしたりが簡単に行えます。また、配信元の4社をオンオフすることで表示したり非表示にしたりすることも可能。自分の使い勝手のいいようにアレンジできます。
取引時には欠かせない、チャートと板情報も即座にチェック
<チャート>
チャートは上部の中央をタップするだけで、銘柄を簡単に切り替え可能。いくつかの銘柄をスピーディに監視できます。また、下部の時間をタップすると1分足、5分足、10分足…などを即座に切り替えられます
チャート上には、トレンド系とオシレーター系併せて23種類の指標を表示できます。
エンベロープ、ケルトナーチャネル、パラボリック SAR、フロアトレーダーピボット、ボリンジャーバンド、一目均衡表、指数平滑移動平均、移動平均線(1本)、移動平均線(2本)、移動平均線(3本)
【オシレーター系指標】
%R、ADX、ATR、CCI、CCI 平均、DMI、MACD、RSI、スローストキャスティックス、ファストストキャスティックス、マネーフロー、出来高、出来高平均
<マトリックス>
スマホでも板情報の確認は欠かせません。直近の最良気配から売り気配、買い気配共に上下それぞれ10本づつ板を表示。チャートと同様に、上部の中央をタップするだけで銘柄を簡単に切り替え可能。いくつかの銘柄をスピーディに監視できます。
さらに、あるとうれしい便利な機能
<ホットリスト>
ホットリストは、値上がり幅、出来高急増、急騰中等の条件を基に、銘柄ランキングリストを作成できる機能です。取引所、時価総額、売買代金、業種といった項目で絞り込むことが可能。最大上位50銘柄がランキング表示されます。
画面を下にスワイプすることで最新情報が取得できます。
<口座状況>
口座状況ページでは、資産評価額、現金余力や評価損益などを確認できます。口座状況は、「前日終値時点」と「リアルタイム」とに分けて表示。そのため、前日終値と比較して持ち株にどのような変動があったかを一目で把握できます。
<銘柄サマリー>
現在値や気配値、当日の値動き、約2日分の値動きを表したミニチャート、52週の高値安値と現在の株価を視覚的に表示。その銘柄の現在の状況を直感的に把握できます。
このように、必要な機能がそろいつつシンプルな設計で、忙しい兼業トレーダーにぴったりなトレードステーションのスマートフォンアプリ。これから株を始めたい人も、すでに株をやっている人も、この快適さをぜひ一度試してみませんか?
さらに、PCはほかのトレードツールにはないさまざまな機能が充実。スマホトレードになれたら、次はトレードステーションのPC版で本格的なトレードにチャレンジしてみましょう。ザラ場をほとんど見ることができない兼業トレーダーには最強の味方となる、シストレにも挑戦できます。
スマホとPCを駆使して、勝ち組兼業トレーダーを目指しましょう。
PR:マネックス証券
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