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元社員に会社の悪評を書かれないために何をすれば良いか

自社の社員が何を不満に思っているか、それがわかれば退職者を防げるかもしれません。無料メルマガ『「欲しい人材がザクザク採れる!」採用成功術』では、転職したビジネスパーソンへの調査をヒントにした方法を紹介しています。

職場で感じているストレスの原因は?

今回は、最近のニュースから、採用について書いてみます。

「職場で感じているストレスの原因は? 第29回 転職世論調査」

http://goo.gl/CDVhMG

転職を実現したビジネスパーソンを対象に転職に関する調査が行なわれました。

その主な内容は下記です。

Q. 職場で感じているストレスの原因は?(複数回答)
1位 「仕事の評価基準があいまい」 47.9%
2位 「職場の人間関係に問題がある」 46.6%
3位 「残業が多い」 41.3%

Q. そのうち最大のストレス原因は?(単一回答)
1位 「職場の人間関係に問題がある」 22.2%
2位 「会社の方針と自分の考え方が合わない」14.3%
3位 「残業が多い」 12.7%

Q転職活動を始めた理由は?

Q前職でどのような点が不安だったか?

Q転職先を選ぶ際の優先項目は?

このアンケート結果は、すべての会社に当てはまるわけではないかもしれませんが、

参考になる部分も多いのではないでしょうか。

みなさんの会社はいかがですか?

このアンケートの対象者は、残念ながら前職を退職するという結果になってしまいましたが、

潜在的同じような不満をもったまま在籍している社員多くいるはずです。

退職という結果になる前に、その状態を改善することで、退職が防げるかもしれません。

これらの問題が自社にも当てはまっているかどうか、一度、社員にアンケートをしてみるのもよいでしょう。

そこで新たな気づきがあるかも知れませんね。

面接において改めるべき項目とは?

Q11に、

面接において、最も改めて欲しいことを教えて下さい

という設問があります。

これはこのまま、みなさんの会社での面接のチェックリストにもなりえるのではないでしょうか。

もし、当てはまる項目があれば、注意が必要です。

例えば、

緊張感が高い圧迫面接

などは、正直、応募者の主観も入りますので、すべてが悪いわけではありません。

こちらが一生懸命、熱心に質問していたのを応募者には圧迫面接と感じられることもあります。

(心当たりがあるのであれば、もちろん改善したほうがよいですが)

ただ、

面接結果の通知が遅い

配属先に関する説明がない

面接官の態度やマナーが悪い

などは、早急に改善すべきでしょう。

そして、

事前に送付した応募書類を読んでいない

というのは、もはや面接官としては致命傷です。

これらが内定辞退、会社の悪評につながります。

そうならないためにも、意識して改善に取り組んでいきたいですね。

image by: Shutterstock

 

「欲しい人材がザクザク採れる!」採用成功術

人事歴11年、1200人以上の採用に関わってきた元人事担当で現在は人事コンサルティングを行っている著者が、採用を成功に導く情報をお届けします。「理想論だけでは採用はできない」実際の実務担当者ならではの経験談も交えて、お伝えします。

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