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緑茶を1日5杯以上飲む人は心筋梗塞、脳卒中、喘息のリスクが減る?

そのまま淹れて飲むだけでなく、お菓子の材料にしたり料理に使ったりと、日本人に幅広く愛される「緑茶」。そんな緑茶が体に良いということはかねてから言われていましたが、国立がん研究センターなどの調査により、緑茶と健康の深い関係が明らかになりました。無料メルマガ『e-doctor ドクタースマートの医学なんでも相談室』に気になる結果が詳しく記されています。

緑茶を飲むと心筋梗塞・脳卒中・喘息で死なないんだって?

今日は、緑茶を飲むと心筋梗塞・脳卒中・喘息で死なないんだって? というお話です。

日本における大規模集団コホート研究において、緑茶の摂取が全死因および3つの主な死因の死亡リスクを減らす可能性が示唆されました。

わが国において、緑茶の摂取量と原因別死亡率(全死因、癌、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外傷、その他)との関連を調査した結果が、示されました。

「多目的コホートに基づく癌予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」(主任研究者:国立がん研究センターがん予防・検診研究センター 津金昌一郎氏)において、全国11保健所と国立癌研究センター、国立循環器病研究センター、大学、研究機関、医療機関などとの共同研究として行われました。

本研究で、1990~1994年に40~69歳だった日本人男女9万914人をフォローアップしたところ、18.7年の追跡期間中に1万2,874人が死亡しました。

緑茶摂取量と全死因および主な死因による死亡リスクとの関連について評価しました。主な結果は以下のとおり。

やっぱりそうなんですね。緑茶は体にいいんですね。ドクタースマートは、毎朝緑茶を2~3杯飲んでいますよ。皆様も、もっと緑茶を飲みましょうね。

image by: Shutterstock

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