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なぜ誕生日にケーキを食べる?GHQとバースデーケーキの意外な関係

誕生日に歳の数だけロウソクを立てたケーキを食べるのがスタンダードとなっていますが、それはなぜだか疑問に思ったことはありませんか? 無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、そんな今まで考えたこともなかった「ヘンな常識」の謎を解き明かします。

人生は昼休みの過ごし方で圧倒的な差がつく

世の中には多くの人が疑問を持たない変な常識がたくさんあります…。私は最近誕生日を迎えましたが、そこで疑った常識は、何故誕生日にケーキを食べるのか? ということ(笑)。

もちろん自分の誕生日にケーキが出てきたらうれしくてそんなことを考えることはありませんが、家族を持って以来、毎年誰かの誕生日が来る度にデパートで数千円のケーキを買うようになって、ふと変な義務感が生まれたんですね。

「これは一体誰が考えたイベントなのか?

調べてみたらなるほど、日本では戦後の「GHQの指導で取り込まれた習慣のようです。ルーツはギリシャの月の神様に遡り、それが後に欧米、日本へと渡って来たんですね。ちなみにロウソクを吹き消すのはこれとはまた違う起源を持つ後付きのものでした(たしかドイツの魔除けだったかな)。

蓋を開ければやっぱり自分のルーツには何の関係も無く浮かれて浮かされていたのね、と思いましたが、このイベントを条件反射的に今後もずっと受け入れるのも、逆に止めてみるのも面白いと思いました。

と、いきなり話がズレましたが、世の中には疑問を持たない変な常識がたくさんあります…。例えば、多くのビジネスマンにとって、昼休みにランチをとることは当たり前ですが、ビジネスマンが常に安定したスピードとパフォーマンスを出し続けるのにこの「昼食」というのは大きなネックになるんですね。

多くの人にとって、1日は3食であり、ランチは当然食べるものであり、ゆえに昼食後の時間帯は眠くなりやすいと考えるのは当たり前でしょう。誰しも実感として満腹になると眠くなることは知っていますが、「みんなそうなのだから仕方が無い」と、あまり疑問は持たれないと思います。よって自らパフォーマンスダウンも受け入れ、食後の眠い目を擦りながら午後一の会議が辛いわけですね。

しかし、もしこのネックを外し、食後1~2時間のパフォーマンスを最適化することが出来るとしたら、そしてそれを1年間、いや生涯で換算すれば、ビジネスマンとしての生産性は他人と比較して大幅アップするのではないでしょうか。

ちなみに食後の眠気の原因は、「胃に血液が集中して、脳への酸素周りが薄くなるから」では無いそうです。食後に満腹になると血糖値が上がり、その変動によって脳内の覚醒を制御する神経ペプチドオレキシンの活動が低下するそう。眠気と覚醒はシーソーのような関係ですから、覚醒状態が鈍るということは眠気の強まりを意味します。つまり満腹によって眠くなるのは脳内物質による制御だったんですね。

逆にオレキシンの活動は空腹時に高まります。つまり空腹はある程度頭を活性化させてくれるんですね。なので私は大事な打合せがある時は、昼食を抜いたり少なめに調整します。

もちろん空腹で集中力が落ちるのもまずいので、私がおススメするのは昼食の量、特に米を中心とした炭水化物を減らすことです。ここ数年で、私の弁当箱は大分小さくなりました。(*^_^*)

この他、米の代わりに玄米やそばなど、血糖値の上昇スピードが緩やかなものを選んだり、食後の昼寝や軽い運動で血糖値の上昇を緩和するこごも可能です。

まずは自身のビジネスパフォーマンスを落とさない為の、昼食のあり方に目を向けてみませんか。

image by: Shutterstock

 

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