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【都市伝説】東京のタクシー大手4社に隠された「大日本帝国」の謎

1946年頃まで公式に使用されていた我が国の呼称・大日本帝国。今ではこの呼び名はあまり耳にしなくなりましたが、実はその姿を変え、夜な夜な東京の街を疾走しているという都市伝説が…。無料メルマガ『タクシー運転手からの内緒話/番外編』で明らかにされています。

大日本帝国

大日本帝国という名前は、もうとっくに過去のものになっておりますね。そこで今回はタクシーの「大日本帝国」のお話です。

東京のタクシー会社の大手の中で業界では「東京四社」とか「大手四社」と呼ばれているグループがございます。和自動車、日本交通、都自動車、際自動車の四社です。この社名の頭文字を繋げますとどうでしょう。「大日本帝国」になっちゃいます。

これには、ちょっとした伝説めいた話がございます。それは終戦後GHQが日本を統制していた時代にタクシー事業免許を取得する際、社名をかつての帝国の名を残そうと考えた四社の経営者が、それぞれの社名に一文字づつ入れたというのですが、真偽のほどは定かではありません。

現在ではこの「東京四社」は東京のタクシーのリーダーシップ的な存在で四社共通チケットや統一ボティーカラーで良質なサービスの提供を実施して個人利用者をはじめ大企業、官庁、各種法人などから厚い信頼を得ているのです。

かつて私が40歳代に勤務しておりました日本交通の福利厚生の例を申しますと、営業所には食堂が完備されてとかく栄養バランスを考えた手作りメニューで安く食べられました。また大浴場もあり乗務終了時の疲れた体を癒してくれたのです。

独身者には社宅も提供されていて大手の福利厚生の充実を実感いたしました。そう感じるのは後に地元の東京ローカルのタクシー会社に定時制で勤務した時にはこれらの設備がなかったからでしょうか。

image by: Shutterstock

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