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まさに狂った油。身近な食品に潜む「トランス脂肪酸」の危険性

8月1日、米マクドナルドが「チキンマックナゲット」やスクランブルエッグなど朝食メニューの一部で、人工保存料の利用を取りやめると発表したことが報道されました。米消費者の間で高まる健康志向を反映した動きのようですが、同じマクドナルドの「マックフライポテト」には、あの悪名高き「トランス脂肪酸」が含まれていることはご存知でしょうか。「食べるプラスティック」とも呼ばれ、人体への悪影響はかなりのものだそうですが、日本ではその危険性はあまり報じられません。そんなトランス脂肪酸を多く含む食品が、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で詳しく紹介されています。自分の体は自分で守ることが大切ですよ。

それ、食べられるの?

さて、本日はミルクのお話。

東京に住んでいたころ不思議に思っていたものがありました。それはカフェにおいてあるクリームです。だってさ。あれってクリームって言うからにはミルクが原材料のはずですよね? なら、冷蔵しないと腐るはずなのに、どうして店の中で常温のまま放置されているんだろ? しかも、いくつとっても怒られない(まあ、5つもとる人もいないでしょうけど)ですよね? つまり、タダ…以下なんですよね。

まあ、結論としては、あのポーションとかコーヒーフレッシュとか呼ばれるコーヒー用クリームは飲むプラスティック(×▲×)とあだ名されるトランス脂肪酸のカタマリで、クリームとはナンのカンケーもないし、フレッシュさなんてどっっっこにもない科学物質なんですけどね。

トランス脂肪酸の寒気のする危険性は、あまりにも有名です。アトピーや花粉症ぜんそく成人病などの元凶とも言われていますね。

そう、タダで取り放題で常温で腐りもしないブツ、アイツをありがたがる状態を評して、資本主義ではこういうことわざがあります。

タダより高いものはない(◆_◆)

ってヤツですよ。

ひょっとして知らない方のために、書いておくと、トランス脂肪酸は海外ではかなり厳しく規制されている物質です。それだけ人体への悪影響が強いからなんですが。このトランス脂肪酸の含有量が高いため特に避けたほうがいいのは

などです。「えっ! コレも?」な食品も入っていますよね。ウチ的にはマヨネーズはイタイんだよねえ。さすがに毎回手作りする気にはならないからねえ(×_×)

コーヒーフレッシュ(この和製英語自体にうす暗い悪意を感じますね)に限りませんが、タダやタダ同然に安いモノにはソレナリ(危険な)理由があるんですよ。とりわけ気をつけた方がいいのが食べ物です。国が認可している添加物だけでも膨大な数があり、無意識にというか無注意に食べていると合計で相当量の添加物を摂ることになってしまうんです。添加物は、本来腐ってしまったり見た目が悪くなってしまうものをキレイな状態に保つ…変化させるために使われるわけですから、すぐに食べられる状態の食品ほど使われている可能性が高いことになりますね。トランス脂肪酸で挙げた食品も、そんなカンジのするものばかりでしょ?

現代の日本に生きている以上、完全に添加物をシャットアウトすることは不可能でしょう。でも、カフェでミルクを入れる前にちょっと考えてみて。コンビニでスイーツを買う前に、マッ●でポテトを注文する前に。

ひょっとしたら私たちは、そのお金より高いものを代償にしているのかもしれません。

image by: MaraZe / Shutterstock.com

 

システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
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