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なぜ財布を2つ持つ習慣をつけると、無駄遣いを防止できるのか

お金の管理、きちんとできていますか? 分かっちゃいるけど家計簿をつけるのが面倒……などとずるずるしてしまいがちな方も、今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』をご一読いただければ気持ちに変化が訪れるかも。著者の真井花さんが紹介しているのは、自らも実践しているという「財布を分ける」お金の管理法。無駄遣い防止効果もあるとのことですよ。

財布ダブル持ち

さて、本日はお金のお話。

だんだん4月が近づいてきましたね! 学生でもないのに、なぜか新たな気持ちがするのは4月にモノゴトが始まる日本の習慣のおかげでしょうか。

気分が改まるこのごろに是非やってほしいのが、財布を複数持つことです。家計は、食費をはじめとするいくつかの項目で成り立っていますよね。で、項目ごとに家計簿につけるわけですがこのときいちいちレシートを確認して項目ごとに付け分けるのが、結構手間なんですよ。なので、これを省略するために、財布を複数持って項目ごとに使い分けることです。これだと項目ごとのだいたいの金額が常に把握でき、家計簿につけやすいんです。なにせ一目瞭然ですからね。

これは一人暮らしのときからやっていたのですが、週半ばで残金が500円以下になったときの、あの胃がきゅっとする気持ち(笑)。もう味わいたくないわ。あはは。

まあ、正確には一人暮らし時代には、お財布を二つ持つことはなく、一つの財布でポケットが3つ以上あるものを使っていました。お財布の中でお金を入れる場所を区別していたんです。使い分ける項目はご家庭によるでしょうが、私は一人暮らしのときには

でした。日々の生活の中で最も頻繁に使う項目といえば、断然食費でしょう。なので、これをコントロールすることが家計を上手く回すための第一歩なんです。

その他生活費は、食費以外のすべてを含みます。このお財布だけとても守備範囲が広いことになりますね。ま、ひとり暮らしのときには

があらかじめ予測できた…予定できたので、これに見合うお金をあらかじめ家でこのお財布に入れていたのです。なので、予定のない日はお財布の該当ポケットは空でした。今でも美容院に行くときには食費財布以下は持っていきません。

ま、正確な予測が可能だったのは、これはひとり暮らしだったからだと思いますが。現在は

4つのお財布を使い分けています。で、レシートはお金とは別のポケットに全て入れておき、1週間ごとに家計簿に転記していました。レシートの処理は速ければ速いほどいいです。可能ならその日のうち、使った直後が望ましいです。が、まあ、なかなかそこまで出来なかったんですよ。今ならアプリでその場で対応する方がいいでしょうね。

ただ、お財布(もといポケット)を使い分けているためそれほど混乱なく、レシートの合計金額をチェックして転記すればOKですから、だいぶラクですよ。

ちなみにひとつ失敗談を。私は家計を項目ごとに袋分けしています。細かく項目ごとの残金を把握するためには、買い物のときにこの袋から直接だして直接おつりを入れればいいわけです。なので、やってみたんですよ。お財布に入るよう袋のハシを織り込んで全部お財布に入れてみた…んですが、予想通りパンパンすぎて不細工になりました(泣)。また、袋から出すのも手間で面倒くさくすぐに止めてしまいました。やっぱりソコソコのアバウトさって必要なんですね。

これとちょっと似ているのが、ホームセンターやスーパーなどでいろいろ買い物をして複数項目にわたる支払いをするときです。これも厳密に考えすぎず、食費ポケットから全額出したり、その他生活費ポケットから1,000円出したりしていました。あ、今もしています。レシートはあるわけですし、最大で1週間以内に家計簿に転記するわけですから、齟齬は解消できるんですよね。なので、その辺はユルめに考えています

「じゃあ、お財布ひとつでいいじゃない!」って、だからそれじゃユルすぎるんですよ。家計簿をつけるときに大変になって、家計簿自体をつけなくなるでしょ?

新年度にむけてお財布の使い方を見直してみては? 意外と簡単に無駄遣いが防止できますよ。

image by: Shutterstock.com

 

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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