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少し待ってあげる。子供の「こだわり行動」を止めない方が良い訳

子どものこだわりって、大人の側から見れば「理解不能」なものも多いですよね。しかしそれを「くだらない」とばかりに止めさせてしまうのは控えたほうがいいようです。無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』に、その理由が記されていますよ。

椅子には全部座ってみたい

何が大切か、何が重要かの尺度は、人によって大きく異なるもの。仕事最優先の方もいれば、趣味に邁進する方もいるし、「2歳の娘にメロメロ」なんてパパもいますよね(笑)。

子どもは子どもで、大人とはだいぶ違った尺度を持っています。また、子どもの尺度も、人によってずいぶん違っています。我が家の子どもを見るだけでも、

子どもによって違いはあれど、いずれの場合も共通して言えるのは、「大人から見れば、どうでも良いことにこだわっている」ことでしょうか(苦笑)。

ただ、大人には「くだらない」「どうでも良い」と思えることでも、子どもにとっては本気で重要」「重大なこともある、ということは心に留めておいてください。

子どもは、「今、この瞬間を全力で生きる存在です。どんなにくだらないことに思えても、本人にとって重要なことであれば、その思いを大切に、尊重してあげたいところです。

我が家でも新年度が始まったばかりの頃、こんな事がありました…。

学校からもらってきた新しい教科書をテーブルに広げ、全冊・全ページめくって中身を確かめる娘。夕食の時間になっても、まだまだ終わる気配がありません。

「もうすぐご飯の時間だよ」
「うん(引き続きパラパラとページを繰り続ける娘)」

ここで「もうご飯だから、早く片付けて。教科書は後でも見られるだろうと言うのは簡単です。ですが、真剣に教科書を見る姿に娘の思いの強さを感じ、そのままにしておいてあげました。

他にも、いろいろなケースが考えられますよね。

このように「子どもが、どうでも良いことにこだわっている」時に、今日の話を思い出して「まぁ、今のこの子にとっては重要なことなんだろうな」と思って見守ってあげていただけたら、私も嬉しいです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 パパコーチ くろさわ 【発行周期】 週刊

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