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あなたの周りにいる「知ったか社員」が必ず商品の評価を落とす

例えば「アンティーク」と「ヴィンテージ」等、その明確な意味をきちんと把握せずに使ってしまっている言葉、ないでしょうか。こんな状況がビジネスシーンであったとしたら大問題になりうるとするのは、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者・坂本りゅういちさん。一体どんな状況に陥ってしまうというのでしょうか。

曖昧をないがしろにしない

突然ですが、クイズです。「アンティーク」と「ヴィンテージ」の違いってご存知ですか? 早押しボタンでお答えください(手元にある方は)。

正解は、

だそうです。ヴィンテージの20年~30年というのは、大まかなようですが、100年未満のものである程度古いものを指すようですね。100年という定義になっているのは、大昔のアメリカの関税法で100年経過したものはアンティークとする」という取り決めがあったからだとか。なかなか、面白いですね。それにしても、この違いを知っていたという方はそんなに多くはないのではないでしょうか。

さて、なぜこんなクイズを出したのか。それは、曖昧なものをないがしろにして使う人が少なくないからです。先ほどの、「アンティーク」と「ヴィンテージ」もほとんどの人は、よく分からないまま、なんとなくの感覚で使っています。

別に関係のない人ならそれでもいいのですが、もし、そういった商品を販売する販売員がよく分からないまま使っていたら大変です。「これはアンティークなんですよ」と言いながら、10年くらい前の雑貨を売っていたら、非常によろしくないことになりますよね。

ですが、こんなことはよく起きているわけです。特に、誰かに教わったわけでもない新人さんが先輩の言葉を見よう見まねで覚えてしまうと、こんなことになりがちです。

皆さんのお店にもいませんか? 「それ明らかに使い方間違ってるよね?」というような言葉を接客中に放っている販売員の方。私も何度か見てきました。

こんなことにならないようにするには、普段から言葉のチェックが欠かせません。この言葉はどういう意味なのか? それを使うタイミングはどんな時なのか? 自店の商品に当てはまる言葉は、全て曖昧ではなく明確にしておくことが大事なんです。

意味が曖昧な言葉をないがしろにしておくことは、いずれお客様に迷惑をかけることになります。

自店で使いそうな音葉を整理して、スタッフ全員が意味を理解して使えるように意識しておきたいですね。

今日のおさらいです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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