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どんどん出世する人はなぜ返答に「わかりました」をつけるのか

仕事ができない人に限ってその自覚はないもの。今回の無料メルマガ『ビジネス真実践』で、戦略コンサルタントの著者・中久保浩平さんが上げている「仕事のできない人の共通点」にドキッとしてしまった方、要注意です。もちろん中久保さんは記事中にその改善策も記しています。

仕事のデキナイ人がやっていること

今回は、仕事のできない人の共通点をお伝えします。ぜひ反面教師として読んでいってみてください。もし、当てはまっていると感じた場合、今日から即改善しましょう。

では、仕事のできない人の共通点にはどのようなことが挙げられるでしょうか。いくつか思い浮かぶと思います。私がこれまで見てきた中で多かったのが、「対応がスムーズではない」というものです。

たとえば、ガラガラの飲食店で注文しようとしたとき、「すいませ~ん」といくら呼んでも中々席に来てくれない店員さんとか、上司が指示や質問などを投げかけてもそれに対して即座に返答しない部下、など。とにかく対応が遅いのです。スムーズではないのです。

対応が遅いということは、いつもボッーとしているとか、気がつきませんでした、なんていう、注意力がない、そういったことばかりではありません。単純に自ら遅らせているという場合があります。

どういうことかというと、たとえば、「この案件について、今後どう進めていっていいかアイデアを出してくれるか?」と、上司に言われたとします。すると、「えっ、私が考えなくちゃいけないんですか?」というような返事をする人がいます。上司は別に誰が考えるかどうかとか、そういうことを言っているのではありません。

また、

上司「この案件に関してどう進めていけばいいかアイデアを出してくれるか?」

部下「いつまでに出せばいいですか?」

上司「今日中に頼む」

部下「えっ、今日中に考えるんですか?」

上司「そう、今日中だよ、今日中」

部下今日中になんてできますか? 僕1人で」

上司「みんなから意見をもらってでも今日中にいるんだよ。何回言ったらわかるんだ」

と、対応がスムーズでない人というのは、イチイチ無駄な返事をするため、無駄なやりとりが生じ、その分、無駄な時間を生んでしまいます。指示されたことに対して、イチイチ被せて返答すればするほどその分対応も遅れていきます。

一方で、いわゆる出来る人というのは、こうした無駄がありません。

上司「この案件について、今後どう進めていけばいいかアイデアを出してくれるか?」

部下「分かりました。出しておきます。いつまでに出せばいいですか?」

上司「今日中に頼む」

部下「分かりました。今日の定時までには2~3、考えてまとめておきます。ただ、今日中となると私1人よりは、周りにも意見を求めたほうが早いですので、それでいいですか?」

上司「いいよ、頼む」

というようにとてもスムーズです。

対応がスムーズな人と無駄な対応をする人とでは、このような違いがあります。スムーズな人というのは、まず最初に「わかりました」と即答したあとで、前向きかつ建設的な確認をとっていくのです。

「わかりました、こうこうこうしていきますが、それでいいですか?」と返答するのは、提案を求めてきた相手が考えていなかった部分を確認していくので、会話そのものが建設的になります。

上司「これを今日中にやってくれ。」

部下「えっ、今日中ですか?」

なんて風に同じ言葉で聞き返す人は、自分のことしか考えられず、相手の時間を奪っていることにも気がつかないでいるのです。そういう人がお客様にきちんとしたスムーズな対応ができるはずもありません。

また、そうした人をきちんと教育しなければ、会社そのものの信用にも関わってきます。ですので、スムーズな対応をするということは、社内のみならずお客様とのやり取りの中でも非常に重要なことなのです。

たとえば、取引先での商談中、「この商品についてもっと詳しく聞かせてくれないか?」と言われたときに、「いやっ~、そうですねぇ~」という無駄な前置をする営業マンが多いですが、この「いやっ~、そうですねぇ~」という分、相手の時間を奪っていることになるのです。また、取引先からしてみれば、とっても頼りなく映ります。なので、

取り引き先「この商品について、もっと詳しく聞かせてくれないか?」

営業マン「分かりました。ご説明します」

がスムーズな対応です。従って、対応の遅さをなくすためには、会社全体でそれをなくすための対策を練り、実際に工夫し、実践しなければなりません。対応1つで、信頼度、信用度というものが変わってくるのです。

聞かれたことに対して、イチイチ同じことを何度も聞き返さない。聞き返すのではなく、建設的に確認をすることです。くれぐれも聞かれたことに対して、「いやっ~、そうですねぇ~」なんて返答をしないようにご注意ください。その分、相手の時間を奪っていることになるのです。

■今日のまとめ

『無駄な対応は相手の時間を奪うことになる。』

image by: Shutterstock.com

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殿堂入りや商業出版も果たした【ビジネス真実践】が、MBAやコーチングでさらに磨きをかけ【ビジネス真実践×MBA】として3年振りに再始動します。リアルな事例を中心に、MBAによる理論やコーチングによる寄り添う視点を合わせ、思考し行動する力を養うヒントをお届けします。小手先のテクニックや受け身の学びではなく、成長と変化を本気で望む方だけ、ぜひご購読ください。

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 ほぼ週刊

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