MAG2 NEWS MENU

ちょっと気が早いけど…七草がゆは厳密に七草でなくてもいい理由

ちょっと気が早いと思われるかもしれませんが…、今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で著者の真井花さんが取り上げているのは、「春の七草がゆ」です。年末年始でお疲れの胃腸を休めるために食すこの七草がゆ、真井さんによれば「七草」でなくても大丈夫、面倒ならば「雑炊」でも可、とのこと。ただし、最低限入れたほうがいいお野菜はあるようで…。

七草がゆ

さて、本日は年明けすぐの料理のお話。

我が家では、あらかじめお取り寄せや予約をしておいたのであとは受け取るだけのものが多いです。ま、そうは言ってもイロイロ出て来るもんなんですよね、家事ってのは( ̄∇ ̄)。

さて、日本列島が暴飲暴食に明け暮れる年末年始を過ぎると残るもの、それは疲れた胃腸(~_~;ですね。コーコーセーころには、私だって信じられないくらい食べられましたが、今考えてみればあの数年間だけがむしろ例外なんですね。ちょっとハメを外すと、後が大変です。

そんな、重たい胃袋を抱えて新年の仕事が始まってしまうわけです。なんとか、ちょっとでも胃袋の状態を良くして爽やかに爽快に始めたいですよね。…と、昔の人も考えたのかもしれません。日本には七草がゆという習慣があります。冬に採れる七草をおかゆに入れて食べ、疲れた胃腸を休める習慣です。ちなみに七草とは

です。「せり」「すずな(蕪)」「すずしろ(大根)」くらいは解りますが、他の野菜はポピュラーじゃなくなりましたね。七草をセットにしたものがスーパーで売っていますので、コレを買って作るのが一番簡単でしょう。

この七草がゆ、ホントに効く(@@)wんです。食べてみるとやっぱり胃腸が疲れていたんだなということをしみじみと納得します。七草に選ばれているものは、漢方では胃腸の調子を整えたり解熱効果があるとされていたり、民間で薬草として愛用されてきたものばかりですからね。♪

また、これは是非白かゆで作ってくださいね。やっぱり優しいんですよ、胃腸に。これだけは玄米じゃない方がいいんじゃないかと思います。

ちなみに、おかゆがメンドくさければ雑炊はアリですよ。炊きあがる時間を待っていなくていいのでコレの方が朝でも手軽に作れますから。

モンダイは、七草たちを買い忘れてしまうことがあるってことです。年末年始はやることが多いですからねえ。横浜にいたころには、良く買い忘れていました。えへへ。ま、もともと七草がゆの由来は「胃腸を休めるため」ですからほんんんんっっっっっとうに極論ではありますが「どんな野菜でもイイ」はずです。胃腸を休ませることができればね。

この時期の旬の野菜で消化が良いものならなんでもいいんじゃないでしょうか。その意味で

は入るでしょう。大根やカブのジアスターゼは消化を良くすると言われていますからね。ネギや柚子は、薬味に使ってもいいかもしれません。

手に入る野菜で胃腸を休めて。気軽に七草がゆを食べてみてください。

image by: Shutterstock.com

真井花(まないはな)この著者の記事一覧

食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 システマティックな「ま、いっか」家事術 』

【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け