学歴やコネが無くても年収1,000万円になれるスキルをセミナーなどで多くの人に伝えている無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんですが、夫婦仲がとても良いと指摘されることも多いそうです。しかしそのために、懸命の努力を欠かさないとも言います。今回の記事では、夫婦関係を良好に保つ秘訣や会話が減ってきた夫婦ができる「関係修復の方法」を紹介しています。
夫婦円満の極意とは
セミナーの二次会などでよく家人が言われることが、
● ホントに仲良いですね
だったりします。こういうのって、私には直接言わないんですが家人には言いやすいんですかね。そして私達的にはこれは当たり前であって、そうなるためにつまり「仲の良い状態を保つために」お互いが懸命の努力をしているのです。だからそうなっているんですよ。無為無策で生きていて夫婦関係を良好に保てるなんてことはないんです。
お互いに付き合い始めたばかりのラブラブ状態なら分かりますけど、私たちは今年で8周年ですから。手なりで無思考で、思いついたまま、やりたい放題で結婚生活を送っていたら、こんなに良好な関係を維持できるわけがないのは、結婚後同じような年月を経たみなさんなら分かりますよね。
そこにはワザも、極意も、教訓も存在するんです。それなのに、仲が良いですねという人はいても、
● どうしたらそんな関係を維持できるんですか?
と訊いて来た人っていないんですよ。その話題を振っておいて、あんたらそれを知りたくないわけ? と思うんですけどね。だって夫婦関係でみんなが目指すひとつのゴールを具現化しているんですよ、我々は。その極意を訊かずにどうするんだ? って話ですよ。そもそもそんなコメントをする人の多くは、夫婦関係が冷え切っているんですから。
誰も訊いて来ないからひとつだけ教えてあげます。これは簡単ですけど、実行するのは難しくて、そして続けるのはもっと難しいんです。それは、
● 毎日一定時間、必ず夫婦だけで会話をする
ことなんです。もうね、これに尽きますよ。会話が無いのに仲良くなんてなれませんから。盛りのついた10代なら会話をしなくても気持ちが通じ合う手段がありますけどねぇ。こちとら枯れつつあるオトナですから。
この会話では、相手と自分の気分を比較して、
- 自分よりも相手が落ちている時には、相手を上に上げてあげることに専念する
- 逆に、自分の方が落ちているのなら、気分の上で相手に追いつくことを意識する
のです。正直言って話の内容なんてどうでも良いんですよ。話をした結果、気分が落ち着いたか、さっきよりも良くなったのか、お互いのエネルギーレベルが同じ水準になったのかが大事なんですから。そして夜寝る時には、お互いが同じレベルになっている、そして今日発生したネガティブな気分を翌日に引きずらない状態になっていれば大丈夫です。
私もたくさんのご夫婦を見ていますが、結婚して10年、20年経っても毎日会話があるご夫婦は、どうにかその関係性を維持しているんです。そしてそれは自営業者に多いんですよね。やっぱり一緒にいる時間が長いからでしょうね。おまけに夫婦で同じ会社を経営していると、お客さんの前でケンカするわけにも行きませんしね。同じゴール(売り上げだったり、利益だったり、借金返済だったり)を共有して生きていると、会話がゼロになることもありませんし、共通の話題がなくなることもありませんからね。
反対にサラリーマンは仮面夫婦が多いんでしょう。という話は良く聞くんですけど、根本原因は会話をする時間すら取れないところにあるんだと思いますよ。
そういう夫婦って挨拶もしなかったりするんですよね。朝起きても無言、ご飯を食べても無言、寝る時も黙ってベッドに入る、という習慣は夫婦の縁を断ち切る極意ですから。そもそも挨拶って漢字は、「胸を開いて相手に迫る」という意味なんですから。
これが出来ていないところは、まずはここから始めてみましょう。
今年は夫婦関係改善コンサルでもやってみようかな。
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