この時期ビールのお供に欠かせないそら豆ですが、たくさんの栄養素を含みさまざまな健康効果が期待できる食材なんだそう。今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』ではそら豆のパワーを紹介するとともに、美味しくいただける「茹で方」をレクチャーしています。
大いなる栄養 そら豆
初夏の味覚「そら豆」が出始める季節になりました。そら豆には、葉酸、銅、ビタミンK、亜鉛、リン、食物繊維、たんぱく質、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンC、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどたくさんの栄養素が含まれているそう。
カリウムが塩分を排泄し、マグネシウムは血圧を調整するため高血圧に効果があり、血管を若く保つビタミンB2と余分なコレステロールが血管壁付着することを防ぎ、善玉コレステロールを増やすレシチンの働きで、動脈硬化を防いでくれるそうです。
また、ビタミンB1や乳酸などには疲労回復効果があり、タンパク質を多く含むため、お酒のつまみにすると肝機能を守って悪酔い防止に。
さらに、食物繊維が豊富なので便秘にも効果が。そら豆は皮ごと食べるとさらに多くの食物繊維を摂れるため腸の調子を更に整え、タンパク質も多く含むのでダイエットにもぴったりの食材なのだそうです。
そら豆のおいしい茹で方
さやから出して食べるそら豆は、ぐつぐつと「沸騰させて茹でない」ことがポイントで、弱火でゆっくりと火が入ることで、豆のデンプン質がゆっくりと糖化し、甘味のある豆に仕上がるのだそう。
茹でる際に入れる塩には、沸騰したお湯の温度を上げる効果と、野菜に塩味を付けるという本来の目的があり、茹でるお湯の分量に対して2%の塩を目安に入れると、程よい塩味がつくそうです。
そら豆の茹で方
- そら豆は、さやから出してヘタを取る(皮をむいて食べる人は、ヘタの部分に軽く切り込みを入れておくと、食べる時に皮がむきやすい)
- 鍋にそら豆を入れ、ひたひたの水を入れ火にかける
- 沸騰したら火を止め、蓋をして1分半(固めがお好みの方は1分程度)蒸らす
- すぐにザルに上げ、冷ます
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