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プロの料理人が伝授。イマイチな刺身を超美味しくする魔法の丼

スーパーで買ってきたお刺身の味がイマイチだったこと、ありませんか? 我慢して食べるよりもいい方法があるんです。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では著者でプロの料理人・gatugatu佐藤さんが、そんなお刺身が美味しくなる丼ものレシピを紹介しています。

海鮮! 胡麻しょう油丼

佐藤です。「イマイチの刺身を美味しく食べる方法」を伝授します。

オンライン料理教室「和食の玉手箱」に参加された方の多くが、「自分で刺身ができるようになりたい」とおっしゃいます。かなりの数の方が同じことを言っておられるので、「みんな刺身が好きなんだなぁ」と感じます。私も「刺身が好きな人」の一人。多い時は週に2回食べたりします。

ですが、つい先日食べた刺身は味がイマイチ。食べ残すことはめったにないのですが久しぶりに食べ残してしまいました。次の日の昼飯にして食べようと思い冷蔵庫へ。そのまま刺身で食べるが嫌だったので、ちょっと手を加えました。それが、これ、「海鮮胡麻しょう油丼」。濃口醤油、みりん、練り胡麻、わさびを混ぜた“胡麻わさび醤油”を作り、そのたれに刺身を絡める。で、大盛りどんぶりご飯に海苔を敷いて、刺身を豪快にのせます。胡麻の濃厚な香りと油、わさびのピリッとした辛味で魚の臭みを抑え、イマイチな味もグレードアップさせることができる。口の中にガツガツガツっとかき込みたくなるそんな海鮮どんぶりが簡単に作れます。

私は、残りもの刺身を使いましたが、お好きな刺身を買って作って頂いてもOK! ぶり丼、まぐろ丼、たい丼…「胡麻しょう油漬け丼」は好きな刺身ならなおさら美味しく感じます。“胡麻わさび醤油”の胡麻は練り胡麻を使えば最高に美味しくできますが、すり胡麻でも作れます。

そして、“胡麻わさび醤油”は和え物の「衣」としても使えるので、茹でタコとわかめとで和えたり、帆立と胡瓜と和えるなどして、即席で美味しい和え物も作れます。少し多めに作っておいてもいいと思います。私は、熱々ご飯にたっぷりの“胡麻わさび醤油”を絡めたてサーモンとマグロをのせて食べましたが、無意識のうちに食べ切ってました。ほんとに美味しい料理は、無言でバクバク食べてしまいますね。

簡単レシピみて下さい。

レシピ

【材料】

【胡麻わさびしょう油】

 

1.ボウルに、みりん(小さじ1)、濃口醤油(大さじ1)、練り胡麻(大さじ1)、わさび(小さじ1/2)を入れます。

練り胡麻がなければ、すり胡麻を使ってもOK。わさびは、好みで加減して下さい。

2.(1.)をよく混ぜます。胡麻が完全に溶けるまでしっかり混ぜて下さい。

3.丼にごはんをついで、海苔をのせます。

4.刺身を【胡麻わさびしょうゆ】にくぐらせます。(たっぷり付けて下さい)

5.大葉があれば、大葉もしいて(4.)を丼にのせます。

6.刻みネギ、胡麻をふって完成です!

お好きな刺身の切身を準備して「胡麻しょう油漬け丼」を、作ってみて下さい。“胡麻わさび醤油”は、多めの料理になっているので、もし残ったら冷蔵保存できます(4~5日)。刺身の醤油代わりとしても使って下さい。

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● ブリとほうれん草のガッツリ丼! 胡麻わさび醤油ぶっかけ

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板前歴23年の元料理人が一人分レシピの和風料理を伝授します! 10分の酒の肴、20分以内の簡単おかず、などなど…仕事で忙しい料理初心者の 方でも、健康的でボリュームのある手作り料理がマスターできます!気楽に作れ て晩酌が楽しみになりますよ。 「言われた通りに作ってたら、一通りの料理ができるようになりました!」 メルマガ読者さんから頂いた一番うれしかった感想です。 丁寧な説明なので、あなたにもできますよ! 

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【著者】 佐藤 周生 【発行周期】 週3回発行(火・木・土)

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