夏の強い味方といえば麦わら帽子。ファッションアイテムとして、農作業の装備として愛され続けるこの帽子ですが、洗ったこと、あるでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、夏に酷使する麦わら帽子の自宅でのお手入れ方法を紹介しています。
酷暑のオトモ
さて、本日は気になるけど洗えずにいるもののお話。
夏になるとイナカでみんなが使い出すモノ、それは
- 麦わら帽子
です。いや、もう全員
- 麦わらのルフィとその一味
みたいですよ(*^O^*)農作業のフル装備には必須ですから。
でも、汗ダックになりながら被っているので、なーんとなく
- ニオイがする……(??・з・?)
気がしますよね?私だけじゃないよね?? なんとかして洗えないかと思ったことがあるんじゃないでしょうか。
ソコで、洗濯の初手
- 洗濯タグを確認
してみてください。ちょっと驚くかもしれませんが、あの麦わら帽子は、別に麦で出来ているわけじゃないんです。おそらく昔は全部麦わらだったのかもしれませんが、平成最後の夏ともなると、そーでもないんですね。ざっくり分けて
- 天然素材
- ビニール素材
- 紙素材
です。このうちビニール素材のモノは、水に強いので自宅でも水洗いできるものが多いようです。が、他の二つは
- 水洗い不可で、クリーニング店に相談
するよう表示されています。…「相談」というからには、クリーニング店でも「洗濯できない」と言われる可能性もあるってことですね。
ですが、なんとかなるんです(*^O^*)。一応自宅で洗えるんです。あ、いや、洗うっていうのは語弊がありますね。どっちかっていうと
- 水を含ませたブラシで掃く
って感じですね( ̄∇ ̄)。水洗いっていうと、溜めた水の中でざばざば…みたいなのを想像しますが、これをやっちゃうとさすがにマズい。特に紙素材のものは、水に弱いので完全に型崩れしてしまって被れなくなります。
なので
- 洗剤をとかした水を
- ブラシか布に含ませて
- 汚れている部分をブラッシングするか優しく拭く
という形になるわけです。洗剤が気になるようなら、このあとに水だけでブラッシング又は拭く。
また、紙素材の場合は、帽子の成形後に
- 糊
をかけていることがあり、これが水に溶けてしまうと型崩れの原因になるんです。なので水を使う範囲は狭く、時間は短く! が鉄則ですよ。
…私のお気に入りの帽子にも紙素材のものがあるんですよね。デリケートな素材みたいだから気をつけなくちゃ。
酷暑のオトモ、麦わら帽子。汗で汚れやすい夏のモノこそお手入れしたいですね。
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